一緒に暮らすようになって、より笑顔が増えた彼女

俺を含め、家族全員ユリ姉が実家に住むことに賛成。ユリ姉はさすがに遠慮していましたが、姉ちゃんや両親に背中を押されると、「本当にいいんでしょうか・・・ありがとうございます」と涙を浮かべながら、この家に住むことを決めてくれました。こうして思いもよらない展開で、ユリ姉は我が家で暮らすことになったのです。
それから早3ヶ月。最初は遠慮がちだったユリ姉も徐々に慣れてきたようで、最近はぎこちなさが少なくなった気がします。父の畑仕事や母の家事を手伝って毎日忙しそうですが、本人はとても楽しそう。最初の頃より顔色も良くなってきたように思えます。

しかも、今では俺の弁当まで作ってもらっています。こんなに幸せでいいのか、俺。「お弁当ご馳走様でした、全部美味しかった、ありがとう」いつも通りお礼を言うと、ユリ姉は「どうだった?苦手なものがあったら言ってね」と優しく声をかけてくれます。このやり取り、新婚夫婦みたいで浮かれてしまう・・・。

俺には想像もできないほど、つらい体験をしたユリ姉。前夫から離れ、兄夫婦から離れ・・・もしかしたら今ようやく一息つけるようになったのかもしれません。俺は、空っぽになったお弁当箱を手に嬉しそうに微笑むユリ姉の後ろ姿を見つめながら、そんなことを考えました。

「ユリ姉、毎日ありがとう」俺はユリ姉に改めてお礼を伝えます。するとユリ姉は「こちらこそ、本当に毎日楽しいし、みんなからたくさん元気もらってるよ」と優しい言葉を返してくれました。「いやいや両親も本当に助かってる、姉ちゃんもしょっちゅう甥たち置いていくし・・・」俺がそう言うと、ユリ姉は「早絵ちゃんパート忙しいもんね、2人ともかわいいから私は嬉しいけど」と仏のような言葉をかけてくれます。

「その、いつも両親の相手してもらってるしお礼も兼ねて・・・週末、でかけない?いきたいとこあれば車出すから」俺は勇気を振り絞って、ユリ姉をデートに誘いました。不自然な誘い方になってないかな・・・断られたら立ち直れないかも。そんなことを思いながら、ユリ姉の返事を待ちました。

俺とユリ姉の間に、気まずい沈黙が流れました。耐えきれずに「あの、もしイヤなら・・・」と口を開こうとしたその時。ユリ姉がふっと顔を上げ、「じゃあ海に連れてってくれる?」と言いました。オッケーってこと?これは・・・デートなのか!?
公輔さんの実家で暮らすようになったユリさん。最初は遠慮がちだったものの、公輔さんや早絵さん、そしてご両親の温かな優しさに包まれ、少しずつその暮らしにも馴染んできたようでひと安心です。それにしても、ユリさんとの距離が一気に縮まったことで、公輔さんは思い切ってデートに誘うほど、すっかりユリさんに惹かれてしまったようですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ
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ユリ姉が姑息に見えてしょーがない
公輔に好意をもたれてるのもわかっててうまいこと公輔家族をあやつってるよね
薄幸な女を演じて泣いてみたりして、ちゃっかり他人の家に入り込んでる
この状況で、出戻っただけで噂していたおばさまたちが何も言わないとは思えないけど・・・ そこはスルーか。