自分が正しいかのような口ぶりで妻を責め立てる夫

部屋の飾りつけや料理、ケーキまで準備して、家族でリナの誕生日を祝うのを心待ちにしていたのに、タイキはそれを「リナが喜んでたならそれでいいじゃん」の一言で片付けようとします。しまいには、一緒に過ごせなかったのは私が義母に予定を伝えなかったせいで、あくまで義母には非がないと言い張りました。
私はタイキに、「タイキはお祝いすること知ってたじゃない、しかもお義母さんだってリナの誕生日って知ってたでしょ?」と尋ねました。タイキは「そりゃあ・・・まぁそうだけど」と言葉を濁します。「もしかして・・・今回のことって、わざとやったんじゃないの?」私は静かに問いかけました。

「だってマヤはこれくらいしないと気が付かないだろ?」今回の件がわざとだったことを認めたタイキ。こんな卑怯なことをするなんて・・・怒りが湧いてくるのを感じました。「・・・何に?私が色々お祝いの準備していることを分かってて、自分の親とそんな計画を立てたタイキの性格が悪いってことに?」大切なリナの誕生日を一緒に過ごせなかった悔しさをぶつけるように、私は皮肉を込めて言いました。

「なんだよ性格悪いって!お前の態度が悪いとこんなことが起きるんだってわざわざ分からせてやったんだけど!?」イラつきだしたタイキを、私は軽蔑のまなざしで見つめます。そして、かすかに笑いを含んだ声で、「・・・分からせてやった?」と聞き返しました。

「これに懲りて反省するなら、こんなことはもうしないよ」となぜか上から目線で言ってくるタイキに、私は淡々と「・・・反省なんてしないけど?」と言い捨てました。すると案の定、タイキは「は?なんでだよ!?」とさらに怒り出しました。

あたかも自分が正しいかのような口ぶりで私を責め立てるタイキに、「そもそも、きっかけを作ったのが自分の行動だって分かってる!?」と声を大にして言いました。タイキが義母に必要以上の報告をしなければ、こんな出来事は起こらなかったはずです。
そもそも、いい歳した男性が自分の母親に事細かに報告すること自体がおかしいですよね。それなのに自分の行動は棚に上げて、すべてマヤさんのせいだと批判するなんてあり得ません。それどころか上から目線で「これに懲りて反省するならもうしない」と言うなんて・・・本当に何様のつもりなんでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

なんでもママに報告して、ママに決めて貰わなきゃ
ボクはなーんにも出来ない赤ちゃんなんでちゅねー
それでなんで身体だけでっかくなって
間違って家庭築いちゃったんでちゅね
はよー、離婚せぇや
なんでこんなマザコン馬鹿旦那と
夫婦やってんの?
シンジラレナイんだけど(笑)
旦那が改心してハッピーエンドなオチは
期待しないよ!?
地獄見せちゃってくださいな。