[11完]捨てられない義母|賞味期限切れのものは自分で食べなさい。安易な考えの夫に詰め寄る義姉は強い味方

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前回のお話

トモミさんは、物持ちが良すぎる義母に悩んでいました。5年前に賞味期限が切れたものを当然のように食卓に並べたり、夫ジュンペイさんが小学生の時に使っていたプールタオルを今でも使ったり、家庭科の授業で作ったボロボロのカバンを息子ヒロムくんと娘ツキちゃんに押し付けたり・・・悪いことではないと思いながらもモヤッとしてしまい、ジュンペイさんに「今後お義母さんから物を受け取りたくない」と相談しますが、「物を大切にするのはいいことだろ?」と言いくるめられ話は平行線に。それからしばらくして義実家に義姉が帰省し、自分が以前断捨離したはずの服を義母が掘り起こして着ていたり、ジュンペイさんの中学校時代の体操服をトモミさんに勧めたりするなど、義母の奇行を目の当たりにして衝撃をうけ、「処分しなよ」と義母に言っても、「まだ着れるし」と返事をするばかり。義姉は、義母がトモミさんに不用品同然のものを押し付けていたと知りその場に膝から崩れ落ちてしまいました。その後、あらたまった義姉は義母とジュンペイさんに向き直り、「捨てられないものを人に押し付けてるただの自己満足」と指摘した後、ジュンペイさんにトモミさんが困るでしょ?と注意。それでも「まだ着れるし・・」と往生際の悪い義母の前で、トモミさんからジャージを受け取り、ハサミで切り刻んで雑巾にした義姉は、「賞味期限切れのとか食べさせてない?」と全てお見通し。すると「大げさだよー」とジュンペイさんは軽く考えていました。

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「処分で困ったら連絡して」心強い味方を得た!

「まだ着れるし・・」と往生際の悪い義母の目の前で、ジュンペイのボロボロになったジャージを切り刻んだ義姉は、もう不要なものは受け取らなくていいとキッパリ。「処分できないなら全部雑巾にする!」と宣言した後、「賞味期限切れのとか食べさせてないよね?」と詰め寄り義母はギクリ。「今までなんともないから大丈夫でしょ?」とジュンペイは軽く考えて言いました。

それを聞いた義姉は、「これからどうなるかわからないでしょ?大丈夫って思ってるならジュンペイが食べればいいって話してるじゃん!」とわなわなと震えながらジュンペイに詰め寄り、ジュンペイと義母はヒィィィと震えあがりました。

その後、「ごめんねトモミさん。母さんとジュンペイが。嫌だったでしょ。中学校のジャージなんてちょっと黄ばんでたし。本当にごめんね」と言いながら謝ってくれ、また「お義姉さん・・」とじーん。

そして、「一応ね、来た時に少しずつ処分してたのよ。何年もため込んでいるレシートとか・・チラシの山とか」呆れながらそう言う義姉の言葉に、「そうだったんですか?」と驚く私。「思い出がとか、見返すかもって捨てられないのよ」と言いました。

「でも処分したものは無くなってるのにも気づかないの。物が多すぎて。きっとためていたのも忘れてたりすると思う。これから少しずつ物を少なくしていく予定なんだけど。本当にごめんね」そう言って、また謝ってくれたのでした。

「ジュンペイも母に似てるところがあるから。処分で困ったら連絡して。私がなんとかするから」義姉にそう言ってもらい、「ありがとうございます」と答えた私。強い味方ができて、今後はなんとかなりそうだと思いました。

賞味期限が切れて何年も経っている食べ物を、「今までなんともないなら大丈夫でしょ?」と安易に考えるジュンペイさん。義姉は「これからどうなるかわかんないでしょ?」と子どもたちのことを考えないジュンペイさんに詰め寄りました。これまでも折を見ていらないものを処分していたと義姉から聞き、驚くトモミさんに、何かあったら言ってと心強い義姉の言葉、これからはいらないものを押し付けられずに済みそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

最新のコメント
  • ねね より

    賞味期限切れ気にならないなら、自宅で買って賞味期限切れたのもガンガン食べさせちゃうわw

  • もち より

    まだ先だろうけど
    実家の遺品整理する時大変そう…

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