泣きはらした顔を見て優しい言葉をかけてくれる女将さん

一向に帰ってくる気配のない義母たち。このまま待っていてもさっき買った食材がダメになるだけ・・・そう思ってクーラーボックスを買いに行こうとしたその時、お寿司屋さんが昼間の桶を回収しにやって来ました。玄関に座って泣いている私を見て驚くお寿司屋さん。事の経緯を説明すると、すぐに買い物袋を車に積み、お店に連れて行ってくれました。
お寿司屋さんに到着すると、「電話びっくりしたわ、とりあえず発泡スチロールと氷、準備したわよ」と女将さんが出迎えてくれました。私は「ありがとうございます」とお礼を言います。

ひどく疲れ果てた様子の私を気遣ってくれたのか、お寿司屋さんの店員さんが「いいからいいから、オレやるんで座っててください」と、買い物袋に入っていた生ものやアイスを発泡スチロールに移してくれました。

女将さんも私の泣きはらした顔を見てただ事ではないと思ったのか、温かいお茶を出して「お茶でも飲んで、大丈夫?どうしたの?」と優しく声をかけてくれました。人様に迷惑をかけてしまって申し訳ない・・・私は「助かりました、ありがとうございます」と精一杯お礼を言いました。

女将さんはそれ以上何も聞かず「困った時はお互い様よ、いつもお菓子もいただくの、ありがとうね」と笑顔を向けてくれました。「こちらこそ、息子がいつもお寿司おいしいと話しています」と伝えると、ありがとうと喜んでくれました。

そうこうしていると、夫からメッセージが返ってきました。みんなが帰ってきたことを伝えると、女将さんが家まで送ってくれました。2人の優しさに触れて、義実家でひどい扱いを受けて傷ついた心が、少しだけ回復したような気がします。
一向に帰ってくる気配のない義母たち。このまま待っていてもさっき買った食材がダメになるだけ・・・そう思ってクーラーボックスを買いに行こうとしたその時、お寿司屋さんが桶を回収しに来ました。座って泣いているユミさんを見て驚くお寿司屋さん。事の経緯を説明すると、すぐにお店へ連れて行ってくれました。お寿司屋さんに到着すると、女将さんが出迎えてくれました。ユミさんの泣きはらした顔を見てただ事ではないと思ったのか、女将さんは「大丈夫?どうしたの?」と温かい言葉をかけます。ユミさんが申し訳なさそうにお礼を言うと、女将さんはそれ以上何も聞かず「困った時はお互い様よ」と優しく笑いかけてくれました。そうこうしていると、夫から帰宅を知らせるメッセージが返ってきました。2人の優しさに触れて、義実家でひどい扱いを受けて傷ついた心が、少しだけ回復したような気がしたユミさんでした。
お寿司屋さんの優しさが、折れかけていたユミさんの心を救ったみたいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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女将さんがビシっと言ってくれたりしないかな。
他力本願だけど、第三者から言われたら効果ありそう。
でも一番は本人がきちんと言えるようになることなんだけど。