妻は家事をするべきと決めつける夫

結婚と同時に完全同居が始まり、ずっとお手伝いさんのような生活。無事に長女フウカを出産しましたが、「子育ては私がやるわ!」と義母が宣言すると、愛する我が子、しかも初めての子のお世話をする大切な母子の時間を奪い取り、結局私は家事全てを一人でこなす毎日です。まるで母親のようにフウカを抱いて、ミルクやおむつ替えをする義母の姿を横目で見ながら心が張り裂けそうでした。

ユウタに「フウカのこと自分で育てたい」と訴えても、「母さんが育ててくれてるならカエデも楽でしょ?」と全く相手にしてくれないユウタ。自分の事を自分でするという簡単なことなのに、まるでわかってもらえません。

「私はフウカのそばにいたいの」とハッキリ伝えましたが、「じゃ、家のこと誰がやるの?」と、当然のようにユウタに返され、話の通じなさに絶望しました。

フウカはすくすくと成長し、笑顔を見せるようになって一番かわいい時。抱っこしてフウカをあやす最高の瞬間も、すぐに義母に奪い取られました。ちょっとでも指しゃぶりをしようものなら「愛情不足」と言われ、「おばあちゃんが抱っこしてあげるわ~」と言って私から引き離すのです。

フウカが「ばぁばー」と嬉しそうに義母に懐いて遊んでいる様子を見ると、心がえぐられるような気持でした。「母の」愛情不足は当然です。だって、いつも義母に奪い取られるのですから。
初めての子フウカちゃんを出産後も変わらず一人で家族全員の世話を押し付けられているカエデさん。子育てのおいしいところは全て義母に持っていかれて、ゆっくりフウカちゃんと向き合う時間も持てません。我が子のお世話をさせてもらえず、ユウタさんには全く気持ちを理解してもらえないカエデさんの苛立ちと悲しみが伝わりますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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義実家がクソなのはそうなんだけど、こう言うリスクがあるからやっぱデキ婚なんてするもんじゃないな…
漫画とわかっていても、酷すぎる。自分なら、とっくに家を出ているでしょう。デキ婚の悪い見本ですね。今時、こんな家があると思うとゾッとします。ヘタなホラーより怖いです。