[2]嫁の私は透明人間|孫に好かれたい義母「君が我慢すればいいだけ」夫に助けを求めても救いはない

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前回のお話

ユミさんは、義母に歓迎されていないことに悩んでいました。義母のために自分の自由な時間を割いてお土産を買いに行っても、感謝されるどころか気にもかけてもらえません。夫と結婚してからずっとこういった扱いを受けているので慣れてはいますが、義母はとにかくユミさんを気に入っていないようです。とある週末、義実家にやって来たユミさんたち。いそいそと買ってきたお土産を車から出そうとするユミさんを無視して、夫は息子のダイくんを連れて先に義実家に入ります。義母も「お帰りなさーい、入って入って!」とユミさんには目もくれず、笑顔で夫とダイくんだけを出迎えます。流れに乗ってユミさんが義実家に入ろうとすると、目の前で容赦なくドアを閉める義母。ユミさんは仕方なく、大量のお土産を持ちながら自分でドアを開け、義実家に入りました。義実家では、義母と夫にユミさんの姿は見えていないようです。

嫁が気に入らない!度重なる嫌がらせでストレスは限界

私は義母に嫌われています。義実家に行くときも、義母は夫と息子のことはもてなしますが、私は全く歓迎されません。夫と結婚してからずっとこの扱いなのでもう慣れましたが、義母は私のことがとにかく気に入らないみたいです。

とある週末、義母に呼ばれて義実家に来た私たち。私は両手に義母から頼まれた大量のお土産をさげ、「お義母さん、買ってきました」と声をかけます。ですが、義母は私をチラッと睨むだけ。お土産を買ってきた私に感謝するどころか、夫と息子との楽しい時間に水を差すんじゃないと言わんばかりの態度を取ります。私は、「キッチンに置いておきますね」と声をかけますが、それも無視されます。

義母のために、わざわざ時間とお金を割いて買ってきたお土産。「買ってきてくれてありがとう」のひと言くらいあってもいいのに・・・義母は仏頂面でお土産が入った袋をあさり、夫とダイ、そして自分の3人分だけを取って、テーブルに持っていきました。私は義母の気に障らないように、その場から離れます。

話しかけられるどころか目も合わせてもらえない、お土産を買ってきても感謝されない・・・義実家に来るといつもこう。義母は、まるで私のことが見えていないかのように振る舞います。夫と結婚してからこんな感じでしたが、ダイが産まれてからは特にひどくなりました。

義母は家族の中でいつも自分が中心。義父と夫に世話を焼き、忙しいながらも母として充実した日々を送っていました。しかしダイが1歳の頃に義父が亡くなってからは、母1人、子1人で義母と夫はべったり。孫のダイは夫にそっくりだからこそ、自分に懐いてほしいと思っているようです。でも、ダイは母親である私が大好き。事あるごとに「ママ」と言うのが気に入らないのか、義母は私に強く当たるようになりました。

夫と結婚した当初から嫌がらせはありましたが、ダイが産まれてからは徐々にヒートアップ。嫌味を言われたり無視されたり、なぜこんな仕打ちを受けないといけないのか・・・我慢の限界が来て、夫に相談したこともありました。

「実家に帰るのに私がいなくてもいいんじゃない?」と夫に相談すると、「ユミがいないとダイが泣くだろ」と不満そうな表情。「だったらダイも連れて行かなくても・・・」そう言うと、夫は強い口調で「母さんがかわいそうだ、ユミが我慢すればいい」と話を終わらせます。

何度か相談しましたが、いつも「母さんに孫の顔を見せないなんてかわいそう、ユミが我慢すればいいだけ」と同じ答えを返されます。夫にとって私が我慢することはかわいそうじゃないのか・・・そう思うと、胸が苦しくなりました。

ユミさんは、義母に嫌われていることに悩んでいました。とある週末、義実家に来たユミさんたち。ユミさんは、義母から頼まれたお土産を腕にさげ、「お義母さん、買ってきました」と声をかけますが、チラッと睨むだけで感謝の言葉はありません。義実家に来るといつもこう。結婚してからこんな感じでしたが、息子のダイくんが産まれてからは特にひどくなりました。義母は家族の中でいつも自分が中心。義父と夫に世話を焼き、忙しいながらも母として充実した日々を送っていました。しかしダイくんが1歳の頃に義父が亡くなってからは、母1人、子1人で義母と夫はべったり。ダイくんは夫にそっくりだからこそ、自分に懐いてほしいと思っているよう・・・。でも、ダイくんは母親であるユミさんが大好き。事あるごとに「ママ」と言うのが気に入らないのか、義母はユミさんに強く当たるようになりました。我慢の限界が来て、夫に相談したこともありましたが、「ユミが我慢すればいい」の一点張り。まともに取り合ってもらえないユミさんは、考えることをやめました。
自分の母親ばかりを気にかける夫。妻のユミさんが我慢することはかわいそうじゃないのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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