夜通し飲んで歌って喋って・・・沈んだ心はすっかり晴れやかに

失恋で傷心した私をなぐさめてくれたのは、バスケサークルにいた２人の女の子でした。道端で急に泣き出した私をカラオケに連れて行くと、ほぼ初対面にもかかわらず、失恋話を親身に聞いてくれました。

夜通し飲んで歌って喋った私たち。カラオケから出ると、真っ暗だった空はすっかり明るくなっていました。澄み切った空を見上げながら、私は「あー・・・」とつぶやきます。失恋してへこんでいた気持ちが嘘だったかのように、私の心は晴れやかになっていました。

気持ちよさそうに空を眺める私に、「ミカ！連絡先交換しよ、いつでも呼びな」とカナコちゃんが言います。隣にいたモカちゃんも「うちらもう友達じゃんね！」と嬉しい言葉をかけてくれました。私は感動のあまり、目に涙を浮かべながら「カナコちゃん・・・モカちゃん」と言います。

友達と言われて瞳をうるませる私に、２人は「もう、泣かないのー！」と笑いながら言いました。引っ込み思案な性格の私には、思いっきり笑い合える友達がいませんでした。だから２人に友達だと言われて、胸がいっぱいになるほど嬉しかったです。

レンにフラれて、絶望感と虚無感に打ちひしがれていたのが嘘だったかのように、すっきりとした気持ちで２人と別れました。「今日はちゃんと仕事に行こう」失恋モードから切り替えるように、身体を伸ばしながら帰路につきました。

仕事から帰ると、カナコちゃんとモカちゃんから早速連絡がきていました。たわいもない話をしていると、モカちゃんから「週末、また会わない？」とお誘いが。恐る恐る「私もいいんですか？」と聞くと、２人は「当たり前じゃん！」と言ってくれました。

夜通し飲んで歌って喋ったミカさんたち。失恋してへこんでいた気持ちが嘘だったかのように、ミカさんの心は晴れやかになっていました。気持ちよさそうに空を眺めるミカさんに、「ミカ！連絡先交換しよ、いつでも呼びな」とカナコさんが言います。隣にいたモカさんも「うちらもう友達じゃんね！」と嬉しい言葉をかけてくれました。引っ込み思案な性格のミカさんには、思いっきり笑い合える友達がいませんでした。だから２人に友達だと言われて、胸がいっぱいになるほど嬉しかったようです。その日はちゃんと仕事に行き、帰るとカナコさんとモカさんから早速連絡がきていました。たわいもない話をしていると、モカさんから「週末、また会わない？」とお誘いが。ミカさんが恐る恐る「私もいいんですか？」と聞くと、２人は「当たり前じゃん！」と言ってくれました。
カナコさんとモカさんと、失恋を通してすっかり仲良くなったミカさん。レンさんへの恋心は実りませんでしたが、その代わりに素敵な友達ができてよかったですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く４児の母