「お金の心配はいらない。なんでも買ってあげる」が誘い文句

アイさんが21歳と知り、「娘のサキと同じ年じゃない・・」と驚いた私は、夫に「娘と同じ年の子にあなたは何をやってるの?」呆れて言いました。するとハッキリしない夫に、「全部嘘だったのね・・」と落ち込むアイさんを見て、本気だったことを知りました。でも夫は「後で話そう」とうやむやにするだけ。その姿にアイさんも限界!「今ここでどうするか決めて!」と夫に詰め寄りました。
「私と付き合ってたのは遊びだったの?ちゃんと教えてよ・・」アイさんが懇願するようにそう言うと、「え、いや・・なんというか・・」とモジモジしている夫。

「奥さんいるとか、私と同じ年の娘がいるなんて教えてくれなかったじゃん!」アイさんの言葉を聞いて、「サトシ、ちゃんと答えてあげたら?」と私が言うと夫が言葉に詰まりました。

そして、「・・アイさん、あのね。実はあなたが初めてじゃないのよ」私の言葉に「・・え?」と驚くアイさん。「あなたと同じように『サトシさんと離婚してください』って言ってきた人が過去に何人もいたわ」そう言うと、「うそっ・・」とアイさんは絶句。

さらに、「サトシはその度に逃げるの。今みたいにね。責任なんて取らないわよ」そう言った後、「サトシさ、あなたのためにいろんなプレゼントしたんじゃない?『お金の心配はいらない』『なんでも買ってあげる』そう言われたんじゃない?そりゃ頼もしく見えちゃうわよね」そう言って、

夫をキッと睨むと、まだモジモジしている夫を見て、「子ども達2人とも社会人になるまではって我慢してたけど・・」そう言って立ち上がり、引き出しを開けたのでした。
アイさんがサトシさんを問い詰めてもモジモジしてハッキリしないサトシさん。見かねたケイコさんが「実はあなたが初めてじゃない」とこれまで何人も同じような女性がいたと伝えると絶句するアイさん。結局いつもと同じ、都合が悪くなると責任も取らずに逃げるサトシさんを見て、これまで我慢してきたと言いながら、引き出しを開けたケイコさん、これまでどれだけ嫌な思いをさせられてきたのでしょうか。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:和栗ぐり
1歳7か月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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