[24]クズ男に恋した私|言葉を失う「初めまして」彼女だとハッキリ公言する女性に感じた敗北感

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前回のお話

大学のインカレサークルで出会ったコミュ力が高くみんなに優しいイケメンのレンさんに恋をした引っ込み思案なミカさん。仲良くなり恋人同然の関係になったものの、「好きだけど付き合えない」と言われ曖昧な関係のまま。その後曖昧な関係のままミカさんは社会人になり、レンさんは留年したあと大学を退学。就職して一人前になったら付き合いたいと言う言葉を信じて応援していたものの、レンさんからの連絡は次第に減っていきました。その後バスケの集まりに行ったミカさんは、レンさんの友達アツシさんから、レンさんにいい感じの女の子がいることを聞かされショックを受けました。レンさんには都合のいい女の子がたくさんいるとアツシさんに言われて呆然。何度もレンさんにメッセージを送るも返信はなく、既読にすらなりませんでした。その後もレンさんからの連絡を待ち続け、気づけは朝。徹夜でボーっとしながら「会社・・行かなきゃ」と呟いたミカさんに、レンさんからの連絡はないまま2週間が過ぎた頃、アツシさんから「今日バスケに来るって」と連絡が!逸る気持ちを抑え仕事を終えて駆けつけるも、やっと会えたレンさんの隣には知らない女性の姿が。ミカさんは「誰!?」と心の中で呟きました。

1話目から読む

「連絡できなくてごめん。最近忙しくて」音信不通をカジュアルに謝る彼

レンから連絡が来なくなって2週間が経った頃、アツシくんから「今日レンがバスケに来るって」とメッセージがありドキドキ!仕事が終わって駆けつけてレンを探し、「レ・・」と声をかけようとすると、レンの隣には知らない女性が!?「誰っ!?」と気持ちがざわつくのを感じました。

「レン??」と心の中で呟くと、振り返って私に気づき少し驚いたような顔をするも、すぐに真っすぐ私を見つめるレンに「!!!」ビックリしていると、

「あっ!ミカ~。ひさしぶり~」と相変わらずのレンに「・・ひさしぶり」と答えると、「元気だった??連絡できなくてごめん。最近忙しくて」と言われ、「・・うん」と頷いてしまいました。

すると、「お友だち??」とレンの後ろからひょこっと顔を出す女性に、「そうだよ。インカレで知り合った友達!ひさびさに会った」レンが平然と答えると、

「初めまして。レンの彼女のアンナです」と笑顔で挨拶され、「・・カノジョ」と呟きながら動揺する私が、

レンの方を見ると、誰に隠すでもなくアンナさんとイチャイチャしているのを見て、

「レン」と声をかけると、「ん??」レンが笑顔で答えました。

ミカさんに気づいたレンさんは、悪びれるでもなく「ミカひさしぶり~。連絡できなくてごめん」とシレっと言い、思わず「・・うん」と頷いてしまうミカさん。するとレンさんの後ろから現れた女性に「初めまして。レンの彼女のアンナです」と挨拶され「・・カノジョ」と呟いたミカさんは、アンナさんとイチャイチャするレンさんに声をかけました。
ミカさんが付き合いたいと言っても断られたのに、アンナさんは簡単に彼女の座についたのですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母

最新のコメント
  • 心残り より

    主人公が察し悪すぎ!
    こんな若い貴重な数年を花畑脳で無駄にしちゃって。
    レンはクズだけど、1秒でも早くとどめ刺してあげなよ〜。

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