[4]チェックマンの夫がやっぱり腹立つ|妻の忠告に憤慨する夫に天罰?お茶と間違えてダシを飲む

アイコンイメージ
前回のお話

いっぱいになったゴミ箱や排水溝に溜まった髪の毛などを細かくチェックはするものの、自分は困らないからとそのままにして妻のハルさんに報告だけする夫タイチさん。口だけで何もしない夫に腹立たしさを感じるハルさんですが、タイチさんは自分が親切なことをしていると信じて疑いません。そして、夫が会社でも同じことをしていると知ったハルさんは「絶対にウザがられてる」と確信し「やめた方がいいと思う」と伝えたものの、タイチさんは「どうして?」と全くピンと来ていませんでした。しかし数ヶ月後、会社から帰ってきたタイチさんは明らかに落ち込んでいました。話を聞くと、給湯室のスポンジが汚れていたことに気付いたタイチさんが同僚にそれを教えて「あげた」ところ、「気づいたなら自分でやってください」と言われ、タイチさんが「みんなが困ると思って教えてあげたんだよ?」と言うと「やらないなら何も言わなくていい」とすごい剣幕で怒られたといいます。ハルさんにも同僚にも同じように怒られても、親切で言っているつもりのタイチさんはなぜみんなが怒るのかがさっぱりわかっていません。そんなタイチさんに「誰も指摘なんてして欲しくないんだよ」と伝えるハルさんですが、「でも、できてないから言ってるんだよ」とタイチさんは納得がいかないようです。

1話目から読む

お茶を飲んだ夫が顔を歪めて吐き出した

気づいたことを人に報告するだけで自分では何もしない夫は、会社の人に「気付いたなら自分でやってください」「やらないなら何も言わなくていい」と怒られてもなぜ怒られたのか全くわかっていませんでした。

以前、私や義母が同じように怒って少し改心したと思っていた夫ですが、やはり根本的なところを理解できていないようです。「自分でやらないなら静かにしてなよ。それ以上してたら嫌われるよ?」私が溜息まじりにそう言うと、夫は「なんだよそれ?」と怒りだしました。

夫は「ハルもまさかそう思ってたの~?心外だな~」と不機嫌そうに言いながら冷蔵庫のドアを開けました。

冷蔵庫には同じ容器に満タンに入ったものと半分くらいに減ったお茶。夫は迷うことなく満タンの方を手に取ると、コップに注いで勢いよくごくっと飲みました。

次の瞬間。夫はブフォオォと飲んだものを吐き出しました。

顔を歪めながら「なっ・・何これ」と手に持っていた容器を見つめる夫。私は夫が手にしている容器を見てビックリ。「やだっ!ダシ飲んだの!?」夫が飲んだのはお茶ではなく、作り置きしておいたダシだったのです。ゲホゲホとむせながら「書いておいてよ!」と怒る夫を見て、ちょっぴりいい気味だと思ってしまったのは内緒です。

タマゴも賞味期限を気にせず新しい方から使っていたタイチさんですから、お茶も同じように新しく作られたであろう方から飲んだのでしょうか。お茶とダシ、たしかに色は似ていますもんね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。

最新のコメント
  • まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?

この記事をSHAREする