お茶を飲んだ夫が顔を歪めて吐き出した

気づいたことを人に報告するだけで自分では何もしない夫は、会社の人に「気付いたなら自分でやってください」「やらないなら何も言わなくていい」と怒られてもなぜ怒られたのか全くわかっていませんでした。
以前、私や義母が同じように怒って少し改心したと思っていた夫ですが、やはり根本的なところを理解できていないようです。「自分でやらないなら静かにしてなよ。それ以上してたら嫌われるよ?」私が溜息まじりにそう言うと、夫は「なんだよそれ?」と怒りだしました。

夫は「ハルもまさかそう思ってたの~?心外だな~」と不機嫌そうに言いながら冷蔵庫のドアを開けました。

冷蔵庫には同じ容器に満タンに入ったものと半分くらいに減ったお茶。夫は迷うことなく満タンの方を手に取ると、コップに注いで勢いよくごくっと飲みました。

次の瞬間。夫はブフォオォと飲んだものを吐き出しました。

顔を歪めながら「なっ・・何これ」と手に持っていた容器を見つめる夫。私は夫が手にしている容器を見てビックリ。「やだっ!ダシ飲んだの!?」夫が飲んだのはお茶ではなく、作り置きしておいたダシだったのです。ゲホゲホとむせながら「書いておいてよ!」と怒る夫を見て、ちょっぴりいい気味だと思ってしまったのは内緒です。
タマゴも賞味期限を気にせず新しい方から使っていたタイチさんですから、お茶も同じように新しく作られたであろう方から飲んだのでしょうか。お茶とダシ、たしかに色は似ていますもんね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。
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