弟との関係性を聞くと、急に冷たい態度をとる妻。

産後、久しぶりに実家にやってきた義妹のツバキさん。リュウに挨拶をしようと近寄りますが、ソウと瓜二つな顔を見て固まってしまいます。リュウとソウを見比べて、顔を青ざめるツバキさん。ふらつく体を支えようと、ソウが背中に手を添えようとしますが、パシッと払われてしまいます。ツバキさんのただならぬ様子に何かを察したソウは、息子たちを連れて帰ってしまいました。
カオルから送られてきた封筒と先ほどのツバキさんの様子を見て、ひとつの事実を認めざるを得なくなった俺は、「チナツってさ、俺と会う前からソウのこと知ってた?」と探りを入れました。チナツは持っていたコップをゴトッと音を立てて置き、「どういうこと?」と聞きます。いつも穏やかなチナツの声色が、その時は冷たく感じました。

「あの・・・だって・・・」ピリッとした空気に、口ごもってしまいます。「なによ、どうしたの?」口元は笑っているのに目は笑っていない・・・俺はそんなチナツが怖くなり「いや、やっぱりなんでもない」と会話を終わらせました。その途端、チナツの表情がパッと明るくなり、いつもの調子で「変なパパでちゅねー」と言いました。

少し遅れて、母がリビングにやってきました。弟家族の姿がないことを不思議に思ったのか「あら、ソウは?」と聞きます。チナツは「ツバキさんが体調悪いみたいで帰っちゃいました」と残念そうに言いました。「せっかくのご馳走なのに、まぁいいわ、食べましょう」そう言うと、母とチナツ、リュウの3人は楽しそうに用意された料理を食べ始めました。

真実を知ってしまった俺は、とてもご飯を食べる気にはなれませんでした。用意されたご飯に手を付けずに俯いていると、母が「あら、あなたも調子が悪いの?」と聞いてきます。続けてチナツも「ツカサさん、顔色悪いよ?」と俺を気遣います。

「ちょっと自室で横になってくる」信じたくないけど信じざるを得ない状況に感情がぐちゃぐちゃになってしまった俺は、逃げるようにリビングを後にしました。チナツは無表情で俺を見つめていました。
元妻のカオルさんから送られてきた封筒と、義妹のツバキさんの様子を見て、ひとつの事実を認めざるを得なくなったツカサさんは、「チナツって俺と会う前からソウのこと知ってた?」と探りを入れました。「どういうこと?」口元は笑っているのに目は笑っていない・・・ツカサさんはそんなチナツさんが怖くなり「やっぱりなんでもない」と会話を終わらせます。
少し遅れてツカサさんの母親がリビングにやってきて、用意された料理を食べ始めました。真実を知ってしまったツカサさんはとても食べる気にはなれず、料理に手を付けずに俯いていると、チナツさんが「ツカサさん、顔色悪いよ?」と気遣います。いつも通りに振る舞うチナツさんが怖くなったツカサさんは「ちょっと自室で横になってくる」と言って、逃げるようにリビングを後にしました。チナツさんが無表情で見ているとも知らずに。
元妻のカオルさんから送られてきた封筒と義妹のツバキさんの様子を見て、ツカサさんの疑惑が確信へと変わっていったようですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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