子どもが兄弟に似るのはよくあることだけど・・・。

息子のリュウが産まれてから約1年後、幸せの真っただ中にいた俺のもとに、元妻のカオルから一通の封筒が届きました。中身を開くと、そこには目を疑うような内容が。チナツに悟られないよう、動揺した気持ちを落ち着けていると、第二子を出産した妻ツバキさんを連れて、弟のソウが実家に帰ってきました。ツバキさんは、リュウに挨拶をしようと近寄りますが、顔を見るなり「・・・え?」と固まってしまいます。
楽しそうに笑い合うリュウとカズキくんを見て何かに気付いたのか、困惑した表情のまま固まるツバキさん。「初めましてツバキさん、ソウさんにはいつもお世話になっています」とチナツが声をかけると、気まずそうに「あっ・・・どうも・・・」と挨拶しました。

「改めてこっちが息子のリュウです!」チナツがリュウを紹介すると「え・・・この子って・・・」と言い、その場に立ち尽くしてしまいました。子どもが兄弟に似るのはよくあることだけど、あまりにもソウに似すぎている・・・ツバキさん本人が口にしたわけではありませんが、表情や様子から、そう言っているように感じました。

ツバキさんは、リュウに向けていた視線をソウに移し、軽蔑するような目で見つめました。ソウはツバキさんの視線に気付かず、チナツと談笑しています。しばらくすると、チナツは別室にいる母を呼び行くと言い、席を外しました。

「なんか体調悪くなってきちゃった・・・来たばっかりだけどお暇しようかな」と真っ青な顔で言うツバキさん。ふらつく体を支えようと、ソウが背中に手を添えようとしますが、パシッと払われてしまいました。ツバキさんのただならぬ様子に何かを察したのか、ソウは「悪い、帰るわ・・・」と言い、ツバキさんと子どもたちを連れて帰っていきました。

しばらくして、母を呼びに行ったチナツが戻ってきましたが、俺とリュウしかいないリビングを見て「あれ?みんなは?」と不思議そうに聞きました。「ツバキさん、急に調子が悪くなっちゃってすぐ帰ったよ」と伝えると、「あら・・・それは心配ねぇ」と不安そうに言いました。
第二子を出産した妻ツバキさんを連れて、弟のソウさんが実家に帰ってきました。ツバキさんは、リュウくんに挨拶をしようと近寄りますが、顔を見るなり「え?」と固まってしまいます。子どもが兄弟に似るのはよくあることだけど、あまりにもソウに似すぎている・・・ツバキさん本人が口にしたわけではありませんが、表情や様子がそう言っているように感じました。「なんか体調悪くなってきちゃった、来たばっかりだけどお暇しようかな」と真っ青な顔で言うツバキさん。ふらつく体を支えようと、ソウさんが背中に手を添えようとしますが、パシッと払われてしまいます。ツバキさんのただならぬ様子に何かを察したソウさんは、息子たちを連れて帰っていきました。ツカサさんがチナツさんに、ツバキさんの体調が急に悪くなって帰ったことを伝えると、「あら・・・それは心配ねぇ」と不安そうに言いました。
ソウさんの顔を一番近くで見ているツバキさん。リュウくんを見て何かを察したようです。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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