「女の子でガッカリした」女の子の孫に直接伝える義母


「ママ。ママは私が男の子だったらもっと嬉しかった?」ある日、小3の長女カノンが私にそう聞いてきました。どうして突然そんなことを聞くのだろうと不思議に思った私は「急にどうしたの?そんなこと1回も思ったことないよ!」と伝えると、「おばあちゃんがね。前にね」と話し始めたカノン。

以前義実家に行ったとき、義母はカノンに「ココネちゃんが女の子って分かった時、おばあちゃん本当に悲しくって。次こそは男の子!って思ってたのに。本当にガッカリしたのよ」と話したのだそう。

それを聞いたカノンが「おばあちゃんは私が産まれた時、男の子じゃなかったから悲しかった?」と聞くと、義母は焦ったように「え・・そっ、そんなことないわよ。嬉しかったわよ」と言ったそうですが、「じゃ、カノンが男の子だったらもっと嬉しかった?」と聞くと、

「まぁ、そうね~。男の子だったらもっと嬉しかったわね~」と目を細めて言ったのだそう。カノンはその時のことを思い返し「・・って。だから」と悲しそうに言いました。

そして、カノンが目に涙を浮かべながら「カノン、女の子でごめんなさいって思ったの」と言いました。私はカノンの涙と言葉に胸が締め付けられ「そんなふうに思わないで!ママはカノンがお腹にいるって分かった時すごく嬉しかったんだよ」と言ってカノンをギュッと抱きしめました。
ある日、小3の娘カノンちゃんから「ママは私が男の子だったらもっと嬉しかった?」と聞かれ驚いたトモコさん。以前義実家に行ったときに、祖母から「ココネちゃんが女の子って分かった時は本当にガッカリした」と言われ、自分が産まれた時のことについても「男の子だったらもっと嬉しかった」と言われて「女の子でごめんなさい」と思ったとトモコさんに打ち明けながら涙をながしたカノンちゃん。話を聞いたトモコさんは「そんなふうに思わないで!」とカノンちゃんをぎゅっと抱きしめました。
男の子を産むように義母が嫁にプレッシャーをかけるというのはよく聞きますが、女の子の孫にストレートに「女の子でがっかり」と伝えるなんて・・カノンちゃんがどう思うのか考えて欲しいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。
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