私の事が気に入らない義母が娘まで傷つけたことが許せない

義母がカノンに「男の子だったらもっと嬉しかった」と言ったそうです。「女の子でごめんなさいと思った」と涙を浮かべるカノンを見て私は胸が締め付けられました。「ママはカノンがお腹にいるって分かった時すごくうれしかった」と伝えるも、カノンは「ほんと?でも男の子が一番大切なんでしょ?」と半信半疑。私は「ママは、男の子が良かったなんて一度も思った事ないよ」とカノンの目を真っすぐ見て力強く答えました。

私は不安そうなカノンににっこり微笑みながら「ママはカノンとココネが世界一大切だよ。大好きだよ」と言うと、「そっか。よかったぁ。ずっとね、女の子でごめんって思ってたから」とようやくカノンの顔に笑顔が戻りました。

「カノン、そんなふうに思う必要ないから」ともう一度伝えると、カノンは安心したように「うん、わかった」と言いました。そして「またおばあちゃんが何か言ってきて悲しい思いしたらすぐにママに伝えてね」とカノンにお願いし、

「カノンがひとりで悩んだり、悲しい思いをする方がママは悲しいから」そう伝えると、カノンは「うん、わかった」と笑顔で約束してくれました。

「私だけならまだしも、カノンにこんな思いさせるなんて。絶対許さない!」私は無神経な発言でカノンを傷つけた義母にふつふつと怒りが湧いてきました。義母は昔から私のことをよく思っていませんでした。
祖母の心無い言葉で「女の子でごめんなさい」と思っていたというカノンちゃんに、カノンちゃんとココネちゃんがどれだけ大切かを伝え、そんなふうに思う必要はないとしっかり伝えたトモコさん。カノンちゃんのホッとした表情を見て、娘を傷つけた義母に怒りを覚えるトモコさんでした。
義母も少し考えればカノンちゃんが傷つくことは簡単に想像できたはず。何も考えず思ったことを口した義母にトモコさんが怒りを覚えるのも当然ですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。
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