叱らないママ友


ついさっき笑いながらまーくんの靴を踏みつけてぐちゃぐちゃにしていたつーくんと、目の前で思いやりに溢れる姿を見せているつーくんのあまりの違いに困惑し言葉を失ったまるさん。

帰宅後。食事の準備をしながら先ほどのつーくんの言動を思い返し「・・まだ3歳だし、故意でやったとかじゃないと信じたいけど。踏む感触が楽しかった、とか・・?」とまるさんはモヤモヤ。

しかし、「ママー、大好きだよ!」と微笑んでいたつーくんの顔を思い出し、

「うん!そうに違いない!」と違和感を消し去り、つーくんがまーくんの靴を踏んでいたのは故意ではないと思うことにしました。

しかし・・。後日、いつものメンバーでお昼ご飯を食べていると、

つーくんが斜め前にいるまーくんのことを無言でじっと見ていました。

そして、テーブルの上に置かれていたまーくんのハンカチにすっと手を伸ばしたつーくん。

つーくんはまーくんのハンカチを手に取ると、ポイッと床に落としたのです。
みんなが見ていない隙にまーくんの靴を踏んでぐちゃぐちゃにしておきながら、「直してあげる」と言って靴をきれいに整えてあげるというつーくんの行動を偶然見てしまったまるさん。帰宅後もつーくんの言動を思い出してモヤモヤしたまるさんでしたが、わざとではないと思うことにしました。しかし後日、つーくんはまーくんのハンカチをわざとテーブルから落としたのです。3歳の子が大人の目を盗んで友達にいじわるをするなんて考えたくないですよね。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
靴の件は故意ではないと思うことにしたまるさんですが、つーくんは今度はまーくんのハンカチを落としましたね。これは故意にやっているように見えますね。
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