レストランに娘の友達だけがひとりぼっち

ミズキの習い事のお迎えに来たシズクは、カエデに頼まれたと話してアカネも一緒に連れ出しました。少し遅れてくるとカエデから連絡がきたというシズクは、先にレストランに入ってご飯を食べて待っていようと提案。娘たちは、友達と一緒にご飯を食べられることに大喜びです。
注文をしようとしたところで、シズクが「私ったら財布の中空っぽだった」と困ったように言いました。そしてミズキにはお店の下でカエデが来るのを見ているように、そしてアカネにはすれ違いを避けるために店内の席で待っているように伝えて、お金をおろしてくると言って店を出ました。

ミズキと一緒にレストランを出たところで、シズクはスマホを見て「カエデからもパパからも連絡きてた!」とミズキに言いました。

そして「カエデお店についてるんだって」とミズキに伝えたのです。

さらに「で、パパからは今日早く帰れたって連絡だった。カエデとアカネちゃんに今日はごめんなさいして家に帰ろうか。」と困ったようにミズキに言いました。もちろんミズキは「えー!私、アカネちゃんと食べたかった~!」と言いました。

それでもシズクは「ごめんごめんまた今度ね!」と言って、もうお店についていると言ったカエデに挨拶することなく、ミズキを連れてそのまま帰って行きました。その頃レストラン内の席ではシズクに言われた通りひとりでみんなを待っているアカネがいました。ママとシズク達が戻ってくると信じて疑わないアカネは、(みんな遅いな)と、だんだん心細くなってきていました。
お財布の仲が空っぽだったと言ってお金をおろしに外に出たシズク。お店から出たばかりなのにカエデにすれ違うことなくカエデがお店に着いたこと、挨拶もなくそのまま帰ってしまうところなど違和感ばかりで全部シズクの嘘だと疑いますが、アカネちゃんにとっては信じ切っている友達のママを疑うはずはなさそうですよね。今頃カエデさんはどうしているのでしょう。ひとりぼっちのアカネちゃんが心配です。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。
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