高校時代から付き合っていたことをあの子は知っていた

シズクの娘ミズキの誕生日会に行っていたカエデとアカネが帰ってきました。シズクが手を滑らせてアカネの頭上でジュースをこぼした時に思わず大きな声を出してしまったことやシズクがわざとなのではないかとつい疑ってしまったこと、汚れたアカネの服の代わりにミズキの服を借りたこと、そしてシズクには内緒でワタルと連絡先を交換したことなど、カエデにとっては色々あって疲れた1日でした。
帰宅すると、心配そうな顔のサクラとショウマが実家に来ていました。

すぐに「お姉ちゃん、どうだった?」と心配そうに聞くサクラに、カエデはジュースのトラブルがあっても特に問題なく過ごしたことや、シズクには内緒でワタルと連絡先を交換したことを伝えました。

そして、妻子あるショウマと誤解されるようなことはしない方が良いと、真面目なワタルに心配して言われたことも伝えました。高校時代から未だに、サクラとショウマの関係を知らないワタルなのです。

ショウマはワタルが今でもカエデのことが好きなのかもしれないと言いましたが、シズクとワタルは円満で幸せな感じだったとカエデは言いました。サクラは、ショウマと自分が高校時代から付き合っていることを、シズクは知っていたはずだと言って疑いの念を募らせるのでした。

カエデとショウマが付き合っているのではないかと高校で噂する生徒もいましたが、シズクはショウマの彼女はサクラだと知っていたことをカエデも分かっていました。「でもワタルは知らなそうな感じだった」と言って「心配なんだ」と言ったワタルの顔を思い出していました。
高校時代、カエデのノートを返しに行くシズクと一緒にいたワタルがカエデの家にいたショウマを見て動揺した日、カエデを諦めるきっかけとなった場面ですが、その時からずっとワタルはショウマの彼女、現在は妻がサクラだということを知らないようです。シズクが本当にワタルとカエデの仲を応援していたのなら、その事実はすぐに伝えるはずですよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。
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