[12]夫の嫌いなところ|準備万端の妻「専業主婦だから俺がいないと生活できないよね?」全く困らない

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前回のお話

夫ツカサさんが何度言ってもリビングに飲みかけや空のペットボトルを放置することや、玄関で脱ぎ捨てた服を「後で片付ける」と床に放置したまま翌朝「これ片付けといて」と当然のように言うことにストレスを募らせていた妻ナズナさん。夕飯を作っても気に入らないと平気でカップラーメンを食べたりする姿に、夫の嫌いなところが目につくように。そんな中訪問してきた義母に、ツカサさんは昔から片付けが苦手だから、ナズナさんがしっかりしないとと言われ、ツカサさんも便乗したことからナズナさんは限界を感じてしまいました。翌日、夕飯を最初から作らなかったナズナさん。さらに翌日帰宅したツカサさんは、前の日に自分が脱ぎ捨てた洗濯物が廊下に放置されているのを見て愕然としナズナさんに文句を言いましたが、「気づかなかった~」と、これまでのツカサさんの態度をコピー。寝室に行ったツカサさんはベッドの上に山盛りのペットボトルを見つけてビックリ!翌日も同じ様に「気づかなった~」としらばっくれるナズナさんに、「嫌がらせだよ!」とツカサさんがキレると、「この先の未来が見えない。だからどうする?」と、ナズナさんが言い返し、「それって別れるってこと?」と動揺するツカサさんに「それも考えてる」と宣言。ツカサとの間に子どもができた時、ツカサを見て育つのもイヤと言い切るナズナさんは、「夫婦は支え合うって気持ちに変われないなら別れよ」とキッパリと言い放ちました。

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「あらためて考えると別れても困ることがない」妻がしみじみ語る

「この先の未来が見えない」と言った後、「ツカサとの間に子どもができた時、子どもがツカサを見て育つのがイヤ」とハッキリ言うと、「そこまで言わなくても・・」と動揺するツカサに、「『夫婦は支え合う』っていう気持ちに変わるのが難しいなら別れよ」とハッキリ言うと、

「でもさ、ナズナは今専業主婦じゃん。俺がいなくなったら生活できないよね?」ツカサの言葉に、「いや私ひとりでしょ?で、この日頃のストレスからも解放される」と即答して、

「あと資格もあるから大丈夫だよ。独身時代の貯金もあるし」私の言葉に、「でも・・」と言葉を濁すツカサに、「でも?」と言い返した後、

「あのさ、改めて考えると、私は別れても困ることがないなーってなったんだよね。ある意味、ほんとこのタイミングでよかったなって思えてる」

そう言った後、「一度独りになって考えて。私実家に帰るね」私がそう言うと、「え・・」と困ったような顔のツカサに、「今後の事ちゃんと考えてね」と言い、立ち上がりました。

そして、まとめておいた荷物を持ち、「私は本当にどちらでもいいよ。後はツカサ次第かな。じゃ」そう言い残して家を出ました。

「『夫婦は支え合う』って言う気持ちに変われないなら別れよ」ナズナさんにそう言われたツカサさんは、「ナズナは専業主婦だから俺がいないと生活できないよね?」と言うと、「ストレスからも解消されるし、資格も貯金もあるから大丈夫」としっかりこの先の未来を考えているナズナさんに絶句。独りになって考えて、と荷物をまとめて出て行ったナズナさん。ツカサさんこそ、ナズナさんがいなくなってまともに生活できる気がしませんよね。

※本コンテンツ内の画像の一部は、生成AI(Adobe Firefly)を利用して作成しています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:YUKA
3人の子持ちのイラストレーターです。教員免許あり
育児理論を分かりやすくして漫画にしています。

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