友達、好きな人、家族。大切な人たちのためにハッキリさせたい。

サクラが階段から不自然に落ちた時、シズクがいつもカバンにつけているぬいぐるみを見た気がすると聞いて、友達を信じたい気持ちがありながらも大切な妹にこれ以上危険な目に合わせたくないカエデ。「シズクはそんなことするような子じゃないと思うけど」と言ってみたものの、サクラに「しないって確証もないでしょ?」と言われて考え込んでしまいました。「今日は何のために家に来たの?」サクラは不審な事故や手紙の真相を探っていくつもりです。

貸していたノートを返しに来たと聞いて「うちにショウマがいるのを知っててワタル君を連れてきたんじゃない?ワタル君にお姉ちゃんを諦めさせるために」とサクラは言いました。「そもそもワタルが本当に私のことを好きなんて分からないし・・・でも・・・もしそうだとしたらもうこんな手紙は来なくなる?」とカエデも考え込んでいます。「これを出してたのが本当にあの子ならね。」とサクラは言いました。

ショウマは「ワタルに直接シズクと付き合ってるか聞いてみようか。」とサラリ。それが一番簡単に真実を知る方法に近いとショウマは考えていました。「確かに。もう付き合ってるんだったら、もうこっちには手紙来ないよね。」とサクラも納得。それでもカエデは「でも、シズクも被害者だったら・・・」とまだ友達を疑うことを躊躇していました。

そんなカエデに「その可能性もあるけど・・・まずはこれ以上サクラに危害が及ばないのか確かめたい」ときっぱり言うショウマに、カエデも納得しました。

「俺がワタルに聞いてみるよ。」ともう一度ショウマが言うと、「ショウマ、その時、私がショウマの彼女だってまだ言わないで」とサクラが言いました。サクラには何か他に思うところがあったようです。
手紙がワタルと親しくしている女子に送られてくる嫌がらせなのだとしたら、ワタルと付き合っている人がシズクと分かればカエデにはもう手紙は届かないはずと考えたカエデ、ショウマ、サクラ。ショウマがワタルに、シズクと付き合っているのかズバリ聞くことになりました。ワタルもカエデもお互いのことが好きなのに、不器用が邪魔をしてもどかしいです。嫌がらせの手紙を送った人物をはやく突き止められるといいですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。
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