あの子が望んでいるからと嘘をつく

自分に『ワタルに近づくな』という手紙が届いたことをカエデに打ち明けたシズク。カエデは自分に手紙が届いていることを誰にも言っていなかったので驚きました。ワタルに迷惑がかかるかもと思いワタルには相談できなかったカエデは、ワタルには伝えたのかと確認すると、シズクは「ワタルはそばにいてくれると言った」と伝えたのでした。
そのあと、シズクはワタルにも手紙のことを打ち明けました。

最近一緒にいることが多くなったからかな、と言われたワタルは、自分たちも離れるようにした方がいいのではないかと言います。ところがシズクは「カエデに相談した」と前置きして

「カエデが」ワタルのそばにいる方が安心といったとワタルに伝えたのです。思わず無言になってしまったワタル。カエデに手紙が来たことで、自分とカエデは離れているはずなのです。「しばらく一緒にいてくれない?」と深刻そうな顔でワタルにお願いするシズクに、「でも」とワタルが言いかけると

「迷惑だよね・・・でも私、怖くて。しばらく何もなければ大丈夫だと思うから」と泣きそうな顔でお願いするシズクに「そうだな」とワタルは答えました。校庭でシズクと話しているワタルは、その時校舎の窓で誰かがこちらを見ている気配を感じました。

その人影は「・・・カエデ?」ワタルは思いましたが「どうかした?」と尋ねたシズクに「いや、別に」と、カエデのことは伏せておきました。
ワタルにもカエデにも少しずつ嘘をつき始めたシズク。両想いのふたりの協力をしているようで、完全に溝を作っているようです。恋の行方はどうなっていくのか気になりますね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。
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