[10]義姉が嫌い|最低な行いに気づかないママは最低。娘から「家族やめる」宣言を受けた義姉

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前回のお話

夫ユウトさんと幼馴染の義姉ユキさんから会うたびに「ユウトは私のもの」感を出されてモヤモヤしていたルカさん。ユキさんが、ユウトさんは高校生くらいまで自分のことが好きで、一度は現夫のアサヒさんに告白してフラれ落ち込んでいたところを優先して優しくしてくれたユウトさんの思い出話を話し始め、さらにはユウトさんの初めての相手は自分だとわざわざルカさんに伝え、ユウトさんが自分に優しいのはそれなりに理由があるってこと覚えておいてねと勝ち誇ったように言ったことで、ルカさんはユキさんには今後会いたくないと宣言しました。ユキさんの無神経な言動は家族全員から総スカン。それでもユキさんは陰キャのルカさんのせいで自分がいじめているみたいだとか、みんなが神経質すぎるなどと全く悪びれていません。ユキさんの娘サクラちゃんは、最低な母親のことが恥ずかしく許せず、自らルカさんに謝罪に行きました。

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義姉に代わって娘が涙で平謝り

母親ユキさんの無神経な言動が許せず、ひとりでルカさんの家まで謝りに来たサクラちゃん。
「ママがひどいこと言ってごめんなさい」と涙をこぼして言いました。「私、ほんとにほんとに恥ずかしくて。」そう言ってサクラちゃんは頭を下げました。

「人を見下して、勝ち誇って、優しさを踏みにじるような人が自分のママだってことが恥ずかしい・・・。私、ママみたいになりたくない・・・。本当にごめんなさい!」思いの丈を伝えると、サクラちゃんは涙をぬぐいました。

「その気持ちだけでも嬉しいよ・・・」素直な高校生のサクラちゃんに、私は伝えました。「サクラちゃん、わざわざ来てくれてありがとね。でも、もうユキさんと会うことは無いかな。」ユキさんへの気持ちは変わらない私は、もう会うつもりがありません。サクラちゃんも「そうだよね」と納得している様子です。

帰っていくサクラちゃんを、「サクラちゃんとリョウくんはいつでも家にきてね」と言って見送りました。

どこからか帰宅したサクラちゃんにユキさんが「どこに行ってたの?」と聞くと「ルカさんに謝ってきた」と正直に伝えるサクラちゃん。

ユキさんは「え~、やっぱり被害者面してたって感じ?謝らなくてもいいのに」と嫌な感じでサクラちゃんに言ったので我慢できない様子のサクラちゃんは「ママ・・・ホント最低だよ。最低なことしたってこと全然気づいてないじゃん・・・!」と怒りを抑えて言いました。

そして、静かに、でもハッキリと「もう、ママと話したくない。私、ママと家族やめる」と宣言しました。真剣な表情で帰宅した娘のまさかの発言にはユキさんもさすがに「は?何言って・・・」と言葉を詰まらせ、焦りを隠せませんでした。

純粋なサクラちゃん。母親の独占欲やマウント、意地悪な発言を目の当たりにして耐えられなかったのでしょうね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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