[20]義実家帰省がイヤすぎる|優しく諭す祖母「嫁いびりしてたら来てくれなくなちゃうわよ?」義母は赤面

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前回のお話

夫の実家は遠方で帰省すると片道6時間、交通費とお土産代で毎回17万円近くかかるにもかかわらず、年に4回帰省することになっていて花さんは毎回うんざり。距離やお金のことだけではなく、義母が見栄を張ることや、ずっとお手伝いさんのように家事や用事を頼まれること、さらにそんな花さんを気遣うことなくのんびり過ごす夫ひできさんを見て、花さんは心身ともに疲弊。それでも帰省する理由は、グループホームにいるひできさんのおばあちゃんの存在でした。そしてこの日は馴染みの店で食事会。私たち家族と義母におばあちゃん、遠い親戚にあたるご近所の夫婦集まって賑やかに食事が始まり、庭の草刈りをしていたと言う花さんをご近所の奥さんが労わっているのを聞いて、話に割り込む義母。その後、ひできさんが花さんが資格を取ったと言えば「誰でも取れるやつでしょ?」とバカにし、怒りがこみ上げる花さんに「そんな資格より介護系の資格取った方が」と言い出す義母。その言葉を聞いて、花さんはモヤモヤ。すると、「ちょっと!」とおばあちゃんが立ち上がり、「花ちゃんに対してあたりが強いんじゃない?」と義母に詰め寄るおばあちゃんに「『花ちゃん』って思い出してくれてる?」と驚きました。動揺する義母に「草刈りなんてやらせたんじゃないわよね?」と詰め寄ると否定する義母。すかさず「ちがうよー」と娘のユイちゃんが否定し、義母が草刈りをやらせたことが露呈。奥さんも思わず義母をじっと見つめました。

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「嫁いびりだなんてお義母さん大袈裟ねぇ~」必死の弁解

「花ちゃんに対してあたりが強いんじゃない?」と聞いたおばあちゃんが、「花さんに一人で草刈りやらせたんじゃないわよね?」と義母を睨むと、思いっきり否定する義母。でもそれをユイちゃんがきっぱり否定!「ママはばあばのおてつだいしないといけないからいっしょにあそべない」と訴えたユイちゃん。その言葉を聞いて、「それって・・」と奥さんも義母をじっと見つめました。

すると、「ほら!嫁いびりしてたら花ちゃん達、いつか来てくれなくなちゃうわよ?」とおばあちゃんが言うと、

「よっ嫁いびりだなんてそんな・・。もーお義母さん大袈裟ねぇ~。昔からそういうとこあるんだから~」とおばあちゃんに言いながら顔が赤くなる義母を2人はぼーっと見つめていました。

その後、しばらくは空気が重かったものの・・子ども達がその場を和ませてくれたおかげで、なんやかんや楽しい食事会になりました。

おばあちゃんをグループホームに贈る時には、私の事は覚えてるような?覚えてないような?あやふやな感じだったのですが、

あの一瞬、私の事を思い出し、助けてくれてとっても嬉しかったです。

義母の行いがユイちゃんの素直な言葉によって暴露されると、「嫁いびりしてたら、花ちゃん達いつか来てくれなくなちゃうわよ?」おばあちゃんにそう言われ義母は赤面。その後は子ども達のおかげで楽しい時間を過ごすことができました。おばあちゃんの記憶は曖昧だったけれど、一瞬思い出し助けてくれたことを、とっても嬉しく思った花さん、これまで花さんがおばあちゃんに優しく接したことで、二人のあたたかい関係性が築かれていたのですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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