[64]もう二度と会うことはない。引っ越しを機に嫌な記憶は封印。執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

児童館で出会ったゆかちゃんママから「友達になって下さい」と言われ、合わないと感じながらも断れなかったまるさん。空気を読まず、人の話を聞かず、周りに自分のこだわりを押し付けたりマウントを取ったりするゆかちゃんママはまるさんに執着し、まるさんは恐怖を感じます。まるさんが距離を置こうとしても、ゆかちゃんママの執着はエスカレートしていきました。まるさんのことを何でも知りたがるゆかちゃんママは、偶然知ったまるさんの夫の会社名から年収を調べるなど非常識な行動をし、まるさんは我慢の限界。「友達にはなれない」ときっぱり伝えると「私を騙したんですか?」と泣き出したゆかちゃんママは、まるさんが立ち去ろうとすると「友達の印」と言ってお揃いのバレッタをプレゼントしようとしてきました。まるさんがいくら断っても「つけてあげます」と強引に髪につけようとするゆかちゃんママ。まるさんが必死に抵抗していると児童館の先生が止めに入ってくれましたが、たっくんママがまるさんを連れていこうとすると、ゆかちゃんママは「たっくんママのせいだ!」と怒りだし、「騙された!」と泣きながらまるさんにも怒りをぶつけ始めました。恐怖と困惑で混乱するまるさんは先生やママ友に促され児童館を出ました。この日を最後に、まるさんはゆかちゃんママに会わなくなりました。

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執着ママにロックオンされた話

児童館でのゆかちゃんママとのトラブルの直後、急遽夫の転勤が決まったまるさん。3週間後の引っ越しに向けて様々な手続きや引っ越し準備に追われ、児童館に行けなくなりました。

児童館に行けず仲良しのママたちに会えなくなって残念な気持ちもあったものの、ゆかちゃんママにもう会わなくてもいいと思うと気が楽でした。

仲良しのマキちゃんママたちとは連絡先を交換していたため、児童館には行けなかったけれどこっそりお別れ会を開いてもらったまるさん。

お別れ会では誰もゆかちゃんママの話題を出さず、「また帰ってきたら遊ぼうね!」「うん。そっちに合遊びに行く時は連絡するね!」とまた会う約束をしました。

色々あった児童館だったけれど、素敵なママや先生たちに出会えてよかった・・と心から思ったまるさん。

引っ越し先は県外だったため、もうゆかちゃんママと二度と会うことはないと思ったまるさん。

引っ越しを機にゆかちゃんママの記憶をきれいに封印したまるさんでしたが、後にその封印が解けてしまうとは思ってもいませんでした。

ゆかちゃんママとの騒動の直後、夫の転勤が決まり引っ越すことになったまるさん。ほぼ一人で引っ越し関連の手続きや荷造りなどをしたため、忙しくて児童館に行きたくても行けませんでしたが、ゆかちゃんママにもう会わあなくてもいいと思うと気が楽でした。児童館には行けませんでしたが、仲良しのマキちゃんママやたっくんママたちがお別れ会を開いてくれ、引っ越し前に会うことができました。お別れ会では誰もゆかちゃんママの話はしませんでした。ゆかちゃんママには悩まされたものの、児童館で素敵なママや先生たちに出会えてよかったとしみじみ思ったまるさんは、県外への引っ越しを機にゆかちゃんママの記憶を封印し、もう二度と会うことはないと安堵しました。
孤独になりがちな育児中のママにとって児童館は心の拠り所だったりしますよね。ゆかちゃんママには悩まされましたが、心を許せるママたちや先生に出会うことができてよかったです。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
嫌な思い出は封印して楽しいことで上書きしていきましょう!

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