[59]義母の強気発言を跳ね返し焦らせた嫁の絶縁宣言。クセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

かなりクセの強い義母には3人の息子太郎さん、次郎さん、三郎さんがいて、それぞれ結婚して家庭を持っていますが、自営業なこともあってか義母の強い希望で全員が徒歩1~2分以内の近所に住居を構えています。義母は嫁への当たりが強く、嫌味で横柄なため、ハッキリ言うタイプの太郎さんの妻ウメさんとはケンカして絶縁状態、次郎さんの妻さくらさんは我慢の限界で文句を言った結果、嫌われ街道まっしぐら中。三郎さんの妻モモさんは大人しく義母の言う事に従っていましたが、三郎さんが毎日のように義母に呼ばれては嫁たちの悪口を聞かされているうちに、三郎さんの顔つきも態度もきつくなってしまい、更にはある日モモさんの親戚が失礼なことを言ったのでモモさんに謝罪しろと三郎さんに激高されて義母の家に連れてこられた時、勇気を振り絞って義母へ抗議、更には三郎さんとの離婚も考えていると宣言したのでした。妻から離婚と言う言葉を聞いて我に返った三郎さん。義母による洗脳が解けたようにモモさんに対する酷い態度を振り返って後悔しました。そして初めて悪いのは義母と自分であり、義母は自分の事しか考えていないと義母に反抗したのです。三郎さん夫婦と義母とのやり取りを見ていた次郎さんの妻さくらさんは、義母の言動が夫婦を壊すこともあるのだと冷静に伝えたのでした。

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クセ強義母に抗う嫁達

義母が三男三郎さんに妻モモさんの悪口ばかり吹き込んだせいで、モモさんが離婚を考えるところまで夫婦仲がこじれてしまったふたり。大人しかったモモさんが勇気を振り絞って義母や三郎さんの言動はおかしいと思う、離婚を考えていると宣言したことで、三郎さんは目を覚ましましたようです。三郎さん夫婦が帰ったあと、一部始終を見守っていたさくらさんは、義母の言動で夫婦が壊れることがあるとハッキリ伝えました。

かつて次郎さんも毎日のようにさくらさんの悪口を義母から聞かされ、さくらさんが悪いと洗脳されそうになっていたことがありましたが、夫婦でしっかり話して切り抜けていたことがありました。

義母が次郎さんを呼び出してさくらさんの悪口を言っていたことで、夫婦喧嘩になるところだったと思い出しながらさくらさんは義母に訴えました。隣で聞いている次郎さんは(危なかった)と内心ヒヤヒヤしていました。

「お義母さんの言動によっては私も」とさくらさんは言いました。

「離婚を考えていたかもしれません。」妻がそこまで考えていたのかと驚きと焦りを隠し切れない次郎さんは心底(危なかった)と心でつぶやきました。

さくらさんの話を聞いて、憤慨し「何よ?!絶縁とでも言う気っ?!」と強気で言い放った義母。義父は何も言えず、オロオロと聞いているだけです。

さくらさんは、顔色一つ変えずに「そうです。」と義母に言いました。
想定外の嫁の言葉に焦りと驚きを隠せない義母です。

強気な義母に怒鳴られても全く動じないさくらさん。肝が据わっていますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
まっすぐ義母を見て絶縁宣言をしたさくらさん。嫁たちに次々反論されても自分の言動を振り返らない、一貫して嫁が悪いと言い切ってしまう義母はなぜ息子たちが妻の言葉で我に返って妻の味方に転じるのか考えて欲しいですね。

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