[56]義母の言いなりだった三男に変化。嫁を悪く言う義母の手を払いのける。クセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

義母の嫌味や失礼な言葉に耐えられなくなり絶縁も視野に入れて義実家に話し合いに訪れたさくらさんと次郎さん夫婦と、妻モモさんの親戚から失礼なことを言われたと激怒し謝罪させるためにモモさんを連れて義実家を訪れた次郎さんの弟の三郎さん。義両親、次男夫婦、三男夫婦が揃った話し合いの場でモモさんが三郎さんとの離婚を考えていることを告げると、寝耳に水の三郎さんは驚愕して途端にうろたえ始めます。離婚を切り出したモモさんに義母は怒りだしますが、モモさんの意思は揺るがず「離婚届は今日中に書きます」と話しを進めていきます。なんとか離婚を回避したい三郎さんが「話し合いをして離婚以外の道を考えたい。ごめん」と謝ると、義母は「三郎は悪くないのよ?!堂々としなさいよ!なんで謝るの?!」と三郎さんに怒りました。義母に怒られ自分の意見を言えない三郎さんを見て、モモさんは「三郎さんの話を聞こうと思いましたが、今は聞ける状況じゃないですね。私は先に失礼します」と言って立ち上がりました。そして「お義母さんの怒鳴り声を聞いてると頭痛がします」ときっぱり。激怒する義母を気にすることなく、モモさんは次郎さんとさくらさんにお礼を言うと玄関に向かって歩き始めました。三郎さんはモモさんを引き留めようとしますが、義母が「放っておきなさい!」と怒鳴ります。

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クセ強義母に抗う嫁達

離婚の固い意思を告げて一人で帰ってしまったモモさん。残された三郎さんは憔悴していますが、「どうせ向こうから謝ってくるわよ」と義母は強気。

三郎さんはこれまでの自分の言動を思い返しました。モモさんが体調が悪いと言ったときに、心配するどころか「体調悪い?!カァさんが『モモさんには気合いが足りない』って言ってたから!!!」と責めたり、

「『もっと手伝って欲しい』ってカァさんが言ってたぞ!!!」と、モモさんの話は聞かず、義母の愚痴をそのままモモさんに伝えたり、

モモさんへの自分の言動を思い返した三郎さんは、「カァさんが」「カァさんが」とモモさんに言い続けていたことに気づきました。

義母は、落ち込む三郎さんに「仮に離婚になったとしても気にすることないわよ」と声をかけ励ましました。

「モモさんが悪いから」と言いながら義母が三郎さんの肩に手を置こうとすると、視線を落としたまま三郎さんが義母の手をバシッと振り払いました。

離婚を切り出したモモさんが帰ると、義母は「どうせ向こうから謝ってくるわよ」と強気な姿勢。しかし、危機感を募らせる三郎さんはこれまでの自分のモモさんへの言動を思い返し、いつも「カァさんが」「カァさんが」と言ってモモさんを責めていたことに気づきます。義母は「離婚になっても気にすることない」と三郎さんを励ましながら「モモさんが悪いから」と言って三郎さんの肩に手を乗せようとしますが、三郎さんは振り向くことなく義母の手をバシッと振り払いました。
三郎さんは自分がモモさんへどれほど酷い態度を取っていたのかようやく気付いたようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
義母の言うことを信じ切っていた三郎さんについに変化が表れましたね。

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