[41完]嫁いびり義母|義父からの手紙に同封されていた離婚届「人生は一回だけ」自分の人生を歩もうと決意

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前回のお話

夫伸介さんの希望で義両親と同居していた妻ミナさん。義父は優しいものの、義母は両親がいないミナさんに日々きつく当たっていました。義父とミナさんは、義母と伸介さんの自分勝手な行動に耐えられず離婚を決意。夕食の席で義父が家計の確認を申し出ると、義母が家の貯金はもちろんミナさんから預かった通帳のお金も使いまくっていたことが発覚!呆れた義父が離婚を申し出、使ったお金は義母に渡す退職金から引いてミナさんに返すと言うと怒り出す義母。ミナさんも伸介さんに実家に帰るとと宣言し、姉マナさんがくれたお守りのボイスレコーダーを取り出して、義母の暴言の数々を再生。義母の最後の言葉の通り、離婚を申し出たミナさんがボイスレコーダーを再生すると、伸介さんに対しても義母に対しても否定的な言葉を話すユウカさんの声が!呆然とする伸介さんと義母を置いて、家を出た2人。駅で別れた後ミナさんはマナさんが待つ実家に帰り、「私の人生に伸介っていなくてもよかったんだな・・」としみじみ。その翌週、突然伸介がやって来て復縁を迫られた上に、生活の費用は出して欲しいと言われ絶句する姉妹。呆れたマナさんが「後輩のユウキくんがミナのお婿さんだったらなぁ」と義母のようなことを呟きながら、お守りをユラユラさせ、「全然稼いでないし、意地悪姑もまだいるんでしょ」と冷たく言った後、「もっと再現しようか?」と言うと、引き下がる伸介さん。その後、何度もやって来たものの、ようやく来なくなり、「お姉ちゃんありがとう」ミナさんはあらためてマナさんにお礼を伝えました。

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「義母の暴言も散財も相変わらず」何も変わらない

これまで義母やユウカさんに言われていたことを再現して、伸介に思い知らせようとするお姉ちゃん。「もっと再現しようか?」と言われた伸介は、「・・すみません。帰ります」と引き下がりました。お姉ちゃんが「本当に根性ないなぁ」と言うも、その後何度もやって来た伸介さん、でもある日ようやく来なくなり、ほっと一安心。「お姉ちゃんありがとう」とお礼を伝えました。

そしてしばらく経った頃。
封筒が届き、差出人を見て、「あっ・・お義父さんからだ」と呟きました。

封筒の中には手紙と写真が。「へぇ~お友だちのところのワイナリーで働くって話してたけど楽しそう~」と元気そうなお義父さんの顔を見て安心しました。

手紙には、
「ミナさんお元気ですか?入院の時はお見舞いありがとう。体調も落ち着いて、楽しく仕事をしています。今、妻は『お父さんより給料が安い』『家事をしろ』『ユウカちゃんを呼べ』と、伸介にしつこく話しているらしい・。散財は相変わらずみたいで、伸介は苦労しているそうだよ」と書かれていました。

そして、「そうそう。伸介が『自分から渡せない』」と話していたから同封したよ」と離婚届が同封されていました。

私もお義父さんや、お姉ちゃんに負けず、ちゃんと自分の人生を歩もう。そう心の中で誓った私は、
「んーっ!人生は1回だけだしね~」と大きく伸びをしたのでした。

伸介さんがようやく来なくなってしばらく経った頃、1通の手紙が届きました。差出人は義父。手術も無事終わり、前から希望していたワイナリーで働くことにしたと知り、嬉しくなりました。手紙には、義母や伸介さんは相変わらずだと綴られていて、伸介さんから預かったと離婚届も同封されていました。その手紙を見つめながら、大きく伸びをしたミナさん、人生は一回きり!本当、だからこそ、悔いのない日々を過ごしたいですよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • 不思議なのですが より

    なぜ伸介は義母を捨てないんだろう?

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