執着ママにロックオンされた話


重い気持ちでピクニックに向かったまるさんを待ち構えていたのは、エンジン全開のゆかちゃんママ。

会った途端にマシンガントークのゆかちゃんママに圧倒されていると、「おはよー!」と他のママ達もやってきてホッとするまるさん。

全員が合流すると、最初は滑り台をしたり砂場で遊んだりと各々で遊びました。

しばらく遊んだあと、「あ、お昼だね。お弁当にしよっかー」とマキちゃんママが言いました。

みんながレジャーシートを広げてお弁当を食べる準備を始めるなか、ゆかちゃんママは黙ってみんなを見ていました。

準備が整うと、待ってましたとばかりに「皆さんっ!私・・ダージリンとローズマリーのクッキー焼いてきたんです!」と得意気に手作りクッキーを取り出したゆかちゃんママは、

なぜかまるさんの息子アキくんを名指しで「アキくん、はいっ!食べて!」とクッキーを差し出しました。

目の前にクッキーを差し出されたアキくんはキョトンとしています。
公園でのピクニックの日、会った途端にエンジン全開でマシンガントークを浴びせてくるゆかちゃんママにまるさんは引いてしまいます。しばらくは各々好きな場所で遊び、お昼ご飯の時間になりました。レジャーシートを敷いてお弁当を食べる準備が整うと、ゆかちゃんママがおもむろに手作りクッキーを取り出し、なぜかまるさんの息子アキくんを名指しで「アキくん、はいっ!食べて!」と言ってグイグイとクッキーを薦め始めました。クッキーを差し出されたアキくんはキョトンとしています。
ゆかちゃんママ、なぜアキくんを名指しでクッキーを勧めるのでしょうか。ダージリンとローズマリーのクッキーは美味しそうですが、小さな子どもの好む味ではないような気もしますね。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
アキくんにクッキーを勧めるゆかちゃんママの顔が怖いですー!
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