「私がいない時に電話すればいいじゃない。夕飯の時じゃなくて」ごもっとも。

次の日の夕食。いつものように義母から電話がかかって来て、いつものようにテレビ電話で話そうとするユウタを見て「よしっ!!」と気合いを入れた私。すかさず画面に割り込み、せっかくだからご挨拶をと言うと、「ユウタと話すから大丈夫よ」と義母は拒絶。それでも引き下がらず、今後は明日の予定を私が伝えると宣戦布告すると、「そんなのいいわよー。ユウタからきくから」と言った後も引き下がらないカナコさんを見て、さっさと電話を切ってしまいました。
電話を切った後、「ねぇ、渡井が予定を伝えちゃダメだった?」と聞くと、「急にどうしたんだよ。母さんは僕と話したいんだよ」とユウタ。「えー。私もお義母さんと話したいのにー」と言いました。

その後、プルルルル・・「はーい」ユウタがテレビ電話をつないだと同時に背後に映りこむ私。次も。また次も。懲りずに画面に割り込む私に、

「いい加減にしてよ!!」と怒り出すユウタに、「えっ?何が?」と言うと、「いつも母さんとの時間を邪魔してさー」と怒りながら言うユウタに、

「え?」ときょとん顔で答えて、「邪魔してるつもりないよ?ダメだった?」と言うと、「母さんからも、僕と話ができないって言われたんだ」とユウタ。「じゃ、私がいない時に電話をすればいいじゃない。夕飯の時じゃなくて」と笑顔で答えると、

「・・でもかけてくるのは母さんだからさ」ユウタの言葉に、「じゃ、何時にかけるねってユウタから言えばいいんじゃない?」私がそう言うと、「それだと母さんに気を遣わせるじゃん」とユウタ。その言葉を聞いて、「ユウタはさ・・」と切り出しました。
義母が電話を切った後、「私が予定を伝えちゃダメだった?」とカナコさんが言うと、「母さんは僕と話したいんだよ」とユウタさん。その後も、義母から電話がかかってくる度に、テレビ電話の画面に割り込むカナコさん。そのうち「いつも母さんとの時間を邪魔する」とユウタさんに叱られてしまい、「夕飯の時間じゃなく、私のいない時に電話すればいい」と言うも、最終的に「母さんに気を遣わせるじゃん」と言われ、「ユウタはさ・・」と切り出しました。
ユウタさんもお義母さんとの電話を楽しみたいのであれば、カナコさんへの配慮もなく、夕飯の時間に電話するのは非常識だと考える必要がありますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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