[28]嫁いびり義母|当たりが益々きつくなる義母。夫に相談しても「年だから許してやってよ」うやむやにされ溝は埋まらず

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前回のお話

夫の伸介さんの希望で義両親と同居することになったミナさん。義父は優しい人でしたが義母はミナさんに両親がいないことをよく思っておらずきつく当たりました。ある日、久々にお姉さんのいる実家へ帰ったミナさんはお姉さんに同居生活の辛さを打ち明けました。ミナさんが実家から帰ると、昔から義家族と家族ぐるみの付き合いをしているユウカさんが来ていて義母と伸介さんと楽しそうに過ごしていました。翌朝、リビングで酔ってそのまま寝てしまった伸介さんとユウカさんの二人の姿を見てショックを受けるミナさんを追い込むように酷い言葉を吐く義母を義父がたしなめ、その後ミナさんにこっそり胃の手術をすることになったこと、これを機に人生を見直すつもりだと打ち明けました。その頃リビングでは何も知らない三人が呑気に温泉旅行の話で盛り上がっていて、突然「お姉さんに憧れてるの!今度会えないかな?」とユウカさんに言われて不思議に思うミナさん。ユウカさんが帰ると、「あんな娘が欲しかった」と言い出す義母が「最近お父さんに色目でも使ってるんじゃないでしょうね?」と言われ、慌てて全力で否定するも、両親やマナさんのことまで引き合いに出して悪口を言う義母にプツンとキレたミナさんは、「やめてください!」と訴えると、「だから親がいない子は!」と怒って部屋から出て行った義母を見ながら、「言い返しちゃった・・」と自分で自分に驚きました。

1話目から読む

「同居してるおかげで楽できてるんだよ?」夫の大いなる勘違い

義父に色目を使っていると言い出す義母にすぐ否定するも、「あなたそういうの得意そうじゃない?」義母の酷い言葉に絶句。さらに姉や両親にまで悪口を言う義母に、プツンッと何かがキレた私は「やめてください!悪く言わないでくださいっ!!」と反論。突然の反撃に驚いた義母は、「私が悪口言ってるっていうの?だから親がいない子は!!」と捨て台詞を吐いて部屋を出て行ってしまいました。心臓の音を感じながら「い、言い返しちゃった・・」と呟いたのでした。

それ以来・・「朝はもう少しバランスの良いもの準備してくれない?」と義母。

「お義母さん、あの・・」と話しかけようとするも、反論したことがよほど気に障ったのか、さらに義母の態度がひどくなったと感じていました。

そして、「伸介、お義母さん私に対してあたりがきついの・・」と相談すると、「えー、ミナはご両親がいないから、あんまり慣れてないだけじゃない?」とあまり気にしていないように言った後、

「でも・・」納得できずさらに言いかけた私を遮るように「あのさ・・ミナは同居してるおかげで楽できてるんだよ?別居だったらこんな楽できないんだから。うまくやってよ~」と言い出す伸介。

「でも、私の作ったご飯も気に入らないし、呼びかけても無視したり、うちの両親のこと悪く言うのはちょっと・・!」と訴えると、

「まぁ、母さんも年だから許してやってよ」と困ったように伸介が言いました。

義母に反論して以来、義母の態度がさらにひどくなったと感じているミナさんが、伸介さんに相談したところ、「ご両親がいないから慣れてないだけじゃない?同居してるおかげで楽できてるんだよ?」と言う伸介さんに反論!「ご飯も気に入らないし、呼びかけても無視、うちの両親のこと悪く言うのはちょっと・・!」と訴えると、「まぁ、母さんも年だから許してやってよ」と伸介さん。この伸介さんのハッキリしない態度が、義母との距離が縮まらない大きな原因だと思うのは私だけでしょうか。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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