[24]嫁いびり義母|嫁を案ずる義父の意味深なことば「手術を機に人生を見直すつもり」

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前回のお話

夫の伸介さんの希望で義両親と同居することになったミナさん。義父は優しい人でしたが義母はミナさんに両親がいないことをよく思っておらずきつく当たりました。ミナさんと伸介さんは専業主婦の義母に家事全般をやってもらう代わりにお金を払っていたものの、何かと理由をつけて家事を押し付ける義母。ある日、久々にお姉さんのいる実家へ帰ったミナさんはお姉さんに同居生活の辛さを打ち明けました。翌日の夜、ミナさんが実家から帰ると、家には義実家と昔から家族ぐるみの付き合いのあるユウカさんの姿が。酔ってユウカさんにもたれかかっている伸介さん、そんな2人を見て「ラブラブカップルみたいね」と嬉しそうな義母。ミナさんは「私じゃなくてユウカさんがお嫁に来た方がよかったのかな」と悲しくなりました。翌朝、朝食を作るためにミナさんが目を覚ますと伸介さんの姿はなく、リビングへ行くとそこには並んで寝ている伸介さんとユウカさんの姿が。落ち込みつつも、朝食にお粥を作り、リビングを片づけようとすると、「散らかした本人が片付ければいい」と義父が言いました。そこに起きてきた義母にお粥を勧めるも「病人じゃあるまいしいらないわ」と冷たく言った後、起きてきた伸介さんとユウカさんを「新婚さんみたい」と絶賛。いたたまれない気持ちになるミナさんを見て、「失礼なことを言うな!」と叱る義父は、その後「少し話があるんだけどいいかな?」とミナさんに言いました。

1話目から読む

「今度はみんなで温泉に行きませんか?」3人揃って呑気な話に花が咲く

朝食にお粥を作り、寝起きの義母に「召し上がりますか?」とたずねると、「病人じゃあるまいしいらないわ」と断った後、起きてきた伸介とユウカさんを見て、「恋人同士みたい」と絶賛。「私もユウカちゃんが娘だったらよかったのにぃ~」と浮かれた義母を「何を言ってるんだ!」とたしなめる義父に、「少し話があるんだけどいいかな?」と言われたのでした。

そして、「お茶お持ちしました~」そう言って義父の部屋へ。
「実は、まだ家族の誰にも伝えてないが、今度胃の手術をすることになってね」義父にそう言われ、「・・え!?」とっても驚きました。

「手術をすれば、まぁ問題はなさそうだ。ただ、これを機に一度人生を見直そうと思ってる」と義父が言い、

「そ、それって・・」とハッとすると、「伸介もあんな調子だし。ミナさんのことが気がかりでね・・」と心配そうに言う義父に、「・・・。私も、ちゃんと考えます」と真剣に答えました。

その後、「少し片づけるか・・」そう思ってリビングを片づけようとすると、「あっ、ちょっと大事なものなんだから汚さないで頂戴ね」と言われ、「すっ、すみません」と謝ったものの、「どれが大事なのよ?」と全く疑問でした。

すると、「そうだ!今度はみんなで温泉に行きませんか?」ユウカさんがそう言うと、「しんちゃん車出してくれるよね??」と言い、「あら!それは楽しそう!」と義母もノリノリ。

「まぁいいけど?」伸介が断るでもなくそう答えると、「伸介は、昔からユウカちゃん大好きだもんねぇ~」と義母が言い、「やだ、ミナさんの前でそんな・・」とユウカさんが言いました。

義父に話があると言われ、お茶を持って部屋へ行ったミナさん。すると、「まだ誰にも伝えてないが、今度胃の手術をすることになってね」と言われ驚きました。さらに「これを機に、人生を見直そうと思ってる」と言った後、「ミナさんのことが気がかりでね・・」と心配そうに言う義父に「私もちゃんと考えます」と答えたミナさん。今度はみんなで温泉に行こうと呑気に話していた義母や伸介さん、そしてユウカさんの話を聞いていると、義父の言葉通り、ミナさんの人生も見直す必要がありそうですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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