「いつもすみません。ありがとうございます」妻のやらかした現状知ってる?

「この家にいたらイライラする!」と義母に断って家を出た私。車の中でジュースを飲みながら「すぐに帰るのもな~」と呟いていると、「スミレの分もお寿司頼んだから帰って来て」とヒジリからメッセージが。何事かと家に帰ると、お寿司はまだ届いておらず、ヒジリは椅子に座っているだけ。そして玄関のインターホンが鳴ると、「リュウイチくんが遅くなるらしくて1人前余ったから、帰ってきてくれてよかった」と義母に言われ、「は?」と怒りがまたまた大きくなりました。
届いたお寿司を前にして、「さぁさぁ、食べましょ~美味しそうね~」とうれしそうな義母。「いただきます」とイロハとミコトくんが挨拶すると、「ミコトくん、好きなものあったら、おばあちゃんのあげるから言ってね~」と義母はニッコリ笑顔。

その言葉を聞いて、「・・・」また怒りがこみ上げる私。「お義兄さんが食べる予定だったから豪華だな。支払いはこっち持ちだけどな」と呟いた後、「うん。お寿司に罪はない」と噛みしめていると、「ねぇ、スミレさん。お茶淹れて欲しいわ」と義母が言い出したので、

ちらっとヒジリの方を見ると、気づいたのか突然立ち上がり、「あっ、お・・お茶飲みたいし、俺がいれようかな~」と言うヒジリ。すると、「あら。スミレさんが準備してくれるわよ」と当然のように言う義母。

言われるままに私も立ち上がると驚くヒジリ。すると、ピンポーンとインターホンがなり、「あっリュウイチかも~。ミコトお父さん来たよ」とミユキさんが言いました。

すると、やって来たのはミユキさんのご主人のリュウイチさん。
「お邪魔します!すみません、遅くなりました~」リュウイチさんがそう言うと、「ごめんなさいね。お迎えに来てもらっちゃって。荷物も多くなっちゃって~」とうれしそうに義母が言うと、「あ・・いつもすみません。ありがとうございます」リュウイチさんがお礼を言いました。
お寿司が届き、支払いはスミレさんながら、「お寿司に罪はない」とリュウイチさんに用意していた豪華なお寿司を食べていると、「スミレさん、お茶淹れて欲しいわ」と名指しで義母が言い、チラッとヒジリさんを見ると、慌てて立ち上がり、「俺が淹れようかな~」と言いました。すると、「スミレさんが準備してくれるわよ」と当然のように言う義母。その後、山盛りの買い物に「いつもすみません・・ありがとうございます」とお礼を言うリュウイチさんは、スミレさんが抱えた現状をいつ知ることになるのでしょうか?
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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