[14]外孫優先義母|義兄用の豪華なお寿司に罪はない。「お茶いれて」義母への消えないモヤモヤ

アイコンイメージ
前回のお話

娘のイロハちゃんよりも、夫ヒジリさんの姉ミユキさんの息子ミコトくんを贔屓する同居の義母にイライラモヤモヤするスミレさん。いつも突然ミコトくんを連れてくるミユキさんに、義母が翌日のお買い物を義母が提案。いつもミコトくんにばかり・・とモヤモヤするスミレさんが、「明日は予定があって・・」と運転手を断るとヒジリさんにまで詰め寄られ、これまでの不満が爆発!イロハちゃんの前でミコトくんを贔屓する義母のことをヒジリさんに言い、なんとかしてよと訴えました。翌朝いちごを食べているイロハちゃんにミコトくんのだと言うと、「このいちごはイロハちゃんのだよ」とミコトくん、その後、ミコトくんに頼まれ、子ども達のために運転手役としてショッピングモールへ。楽しそうな子ども達を眺めていると、買い物が終わったからと帰るのを急かす義母に「自分勝手すぎるだろ!!」と心の中で突っ込むスミレさん。帰宅して山盛りの買い物袋から義母がミコトくんへの洋服を差し出すと、「もう買わなくていいからね」とミコトくん。この状況にうんざりして家を出ると言うスミレさんに、「出かけるならお寿司はいらないわよね」と笑顔の義母。家を飛び出したスミレさんが、車の中で「あー家に帰りたくない」と呟いているとヒジリさんからメッセージが。お寿司をとったから帰って来てと言われて家に帰ると、お寿司はまだ。「お支払いお願いね」と言った義母に、「1人前余ったから帰ってきてよかった」と言われ、「は?」とますます怒りがこみ上げるのでした。

1話目から読む

「いつもすみません。ありがとうございます」妻のやらかした現状知ってる?

「この家にいたらイライラする!」と義母に断って家を出た私。車の中でジュースを飲みながら「すぐに帰るのもな~」と呟いていると、「スミレの分もお寿司頼んだから帰って来て」とヒジリからメッセージが。何事かと家に帰ると、お寿司はまだ届いておらず、ヒジリは椅子に座っているだけ。そして玄関のインターホンが鳴ると、「リュウイチくんが遅くなるらしくて1人前余ったから、帰ってきてくれてよかった」と義母に言われ、「は?」と怒りがまたまた大きくなりました。

届いたお寿司を前にして、「さぁさぁ、食べましょ~美味しそうね~」とうれしそうな義母。「いただきます」とイロハとミコトくんが挨拶すると、「ミコトくん、好きなものあったら、おばあちゃんのあげるから言ってね~」と義母はニッコリ笑顔。

その言葉を聞いて、「・・・」また怒りがこみ上げる私。「お義兄さんが食べる予定だったから豪華だな。支払いはこっち持ちだけどな」と呟いた後、「うん。お寿司に罪はない」と噛みしめていると、「ねぇ、スミレさん。お茶淹れて欲しいわ」と義母が言い出したので、

ちらっとヒジリの方を見ると、気づいたのか突然立ち上がり、「あっ、お・・お茶飲みたいし、俺がいれようかな~」と言うヒジリ。すると、「あら。スミレさんが準備してくれるわよ」と当然のように言う義母。

言われるままに私も立ち上がると驚くヒジリ。すると、ピンポーンとインターホンがなり、「あっリュウイチかも~。ミコトお父さん来たよ」とミユキさんが言いました。

すると、やって来たのはミユキさんのご主人のリュウイチさん。
「お邪魔します!すみません、遅くなりました~」リュウイチさんがそう言うと、「ごめんなさいね。お迎えに来てもらっちゃって。荷物も多くなっちゃって~」とうれしそうに義母が言うと、「あ・・いつもすみません。ありがとうございます」リュウイチさんがお礼を言いました。

お寿司が届き、支払いはスミレさんながら、「お寿司に罪はない」とリュウイチさんに用意していた豪華なお寿司を食べていると、「スミレさん、お茶淹れて欲しいわ」と名指しで義母が言い、チラッとヒジリさんを見ると、慌てて立ち上がり、「俺が淹れようかな~」と言いました。すると、「スミレさんが準備してくれるわよ」と当然のように言う義母。その後、山盛りの買い物に「いつもすみません・・ありがとうございます」とお礼を言うリュウイチさんは、スミレさんが抱えた現状をいつ知ることになるのでしょうか?

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

この記事をSHAREする