[22]嫁いびり義母|胸が痛い。リビングで目にしたのは私以外の女性と眠る夫の姿。

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前回のお話

夫の伸介さんの希望で義両親と同居することになったミナさん。義父は優しい人でしたが義母はミナさんに両親がいないことをよく思っていないようでにきつく当たりました。ミナさんと伸介さんは専業主婦の義母に家事全般をやってもらう代わりにお金を払っていたものの、義母は何かと理由をつけて家事をミナさんに押し付けるようになり、休日もミナさんの予定は無視で義母が友人と出かける際の運転手をやらされるなど自由がありません。ある日、久々にお姉さんのいる実家へ帰ったミナさんはお姉さんに同居生活の辛さを打ち明けました。翌日の夜、ミナさんが実家から帰ると、家には義実家と昔から家族ぐるみの付き合いのあるユウカさんの姿がありました。酔ってユウカさんにもたれかかっている伸介さん、そんな2人を見て「ラブラブカップルみたいね」と嬉しそうな義母。ミナさんはリビングから聞こえる3人の楽しそうな声を聞きながら「私じゃなくてユウカさんがお嫁に来た方がよかったのかな」と悲しくなりました。翌朝、朝食を作るためにミナさんが目を覚ますと伸介さんの姿はなく、伸介さんが部屋に戻って来なかったことに気づきます。

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夫とリビングで寝落ちしていたのは義母のお気に入りの女性

私がいない間に家に遊びに来ていたのは義母の友人の娘のユウカさん。義母は「伸介とユウカちゃんが結婚してくれたらいいなと思ってた」と言うほどユウカさんがお気に入り。伸介と義母とユウカさんは私が寝た後も楽しく飲み明かしていたようで、翌朝、朝食を作るために1階へ降りると、リビングは散らかったままで伸介とユウカさんが2人でカーペットの上で寝ていました。

仲良さげに並んで眠る二人の姿に胸が痛くなりました。私は溢れそうになる涙をグッと堪えてキッチンへ向かい、無心で朝食を作り始めました。

しばらくすると、義父が「ミナさんおはよう」と起きてきました。最近体調があまり良くなさそうだった義父にお粥を出すと「ありがとう。美味しそうだね」と喜んでくれました。

義父の朝食の準備を終えた私が「リビング片付けてきますね」と言ってリビングに向かおうとすると、義父がすかさず「あっミナさん。散らかした本人たちが片付ければいいよ」と言ってくれました。私が「でも・・」と戸惑っていると、

ちょうど「オハヨー。もう少しゆっくり寝かせてくれてもいいのに」と言いながら眠そうに義母が起きてきました。あくびをする義母に義父が「そろそろ起きてリビングを片付けたらどうだ?」と言うと、「わかってるわよ」と面倒くさそうに義母が答えました。

朝、目を覚ましたミナさんは、伸介さんが部屋に戻って来ていないことに気づきます。朝食を作るため下へ降りると、リビングは昨夜伸介さんと義母とユウカさんが飲んでいたまま散らかっており、カーペットには2人で並んで寝ている伸介さんとユウカさんの姿が・・。ミナさんはその光景に胸を痛めながらも朝食を作り始めました。しばらくして義父が起きてくると、ミナさんは義父に朝食を準備してリビングの片づけをしに行こうとしました。「散らかした本人たちが片付ければいいよ」と義父が言ってくれ「でも・・」とミナさんが戸惑っていると、ちょうど義母があくびをしながら眠そうに起きてきました。
散らかったままのリビングにもげんなりしてしまいますが、妻がいる家の中で別の女性と平気で並んで寝ている伸介さんの気持ちがわかりませんね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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