[21]嫁いびり義母|夫は義母のお気に入り女性と酔っぱらっているだけ「どうしたらいいんだろう」不安に襲われる

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前回のお話

同居の義母に辛く当たられているミナさん。家事をしてもらうからとお金を払っているにもかかわらず、何かと理由をつけて義母は家事全般をミナさんに押し付けます。ある日、楽しみにしていた映画を夫伸介さんにドタキャンされたミナさんは、義母に家事や運転手役を言いつけられ、義母の友人宅へ送って行った際、友人の娘ユウカさんを、「伸介と結婚してくれたらいいのに」と大絶賛!疲れ切って帰宅したミナさんがうっかり寝落ちしてしまい慌ててキッチンへ行くと、「あなたの夕飯は無いわよ」と義母。さらにユウカさんを引き合いに出され、落ち込んで部屋に戻ったミナさん。すると、姉マナさんから連絡が!週末実家に帰ることにすると、「昔は考えられなかった」と義母に嫌味を言われていると義父が登場しミナさんをフォロー!そしてミナさんが週末マナさんに会いに行くと、心配するマナさんに義実家での出来事を話すミナさん。結婚式の時から心配していたマナさんは、お給料は義母が管理して月1万円のおこづかいを貰っていると聞き、「ミナを大事にするって約束したのに!」と激怒!その後、誕生日プレゼントと映画のDVDをプレゼント。さらにもう1つの小さな箱は「お守り」だと言うマナさん。そして義実家に戻ったミナさんは、賑やかな声にビックリ!なんとユウカさんが伸介さんの隣で楽しそうにしていたのです。呆然とするミナさんは、義母に居候扱いされ、自分がいたたまれず、リビングから出て行きました。

1話目から読む

「お姉ちゃん・・」姉からもらったお守りをぎゅっと握りしめる

姉から映画のDVDの他にも小さな箱を渡された私。姉は「お守りだよ」と言っていました。その後、義実家に帰るとリビングから聞こえる賑やかな声!不思議に思うと、ユウカさんが!伸介は酔っぱらってヘラヘラしながらユウカさんにもたれていてドン引き。「ラブラブカップルみたいねぇ~」とうれしそうに言う義母に居候扱いされ、いたたまれない気分になりました。

すると、「ミナさん、おかえり。実家で少しはゆっくりできたかな」義父にそう言われて、「はい・・」と返事をすると、「ウチのが、遅くまでうるさくてすまないね」と謝りました。

義父を見て、「お義父さん、どこか具合が悪いんですか・・」驚いてそうたずねる私に、「ああ・・最近、仕事の忙しさが体に堪えてね。もう年だからかな・・じゃ、寝るね。おやすみ」そう言って寝室へ行ってしまいました。

そしてベッドに横になった私は、「私じゃなく・・ユウカさんがお嫁に来た方がよかったのかな」と、リビングから聞こえる楽しそうな声を聞いて思いました。

「私、どうしたらいいんだろう・・」考えれば考えるほど、何が正しいのかわからなくなってしまいました。

「お姉ちゃん・・」どうしたらいいのかわからず、「お守りだよ」と姉がくれた袋をギュッと握りしめる私。そしてそのまま眠りについたのでした。

ピピピッ。
朝、目覚まし時計が鳴って起き上がると伸介がいない。伸介は結局部屋に戻って来ませんでした。
「朝ごはん作らなきゃ・・」私はそう呟いて、身体を起こすのでした。

リビングにいられず、部屋に行こうとすると、義父が出迎えてくれました。また具合が悪そうな義父を見て心配に。その後、部屋に戻ったミナさんは、「私じゃなくユウカさんがお嫁に来た方がよかったのかな」と考え込んでしまい、なかなか眠りにつけません。「私、どうしたらいいんだろう」そう思いながら、マナさんにもらった「お守り」をギュッと握りしめ、ミナさんは眠りにつきました。そして翌朝、起き上がると伸介さんは部屋に戻っておらず、落ち込む気持ちをなんとか抑えて朝ごはんを作ろうとするミナさんです。何の配慮もない、酔っ払いの伸介さん!ミナさんを不安にさせないでください!

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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