執着ママにロックオンされた話


発達障がいのチェックシートに回答してみて不安が強くなったまるさんは、今の気持ちを正直に先生に伝えました。

「やってみて、チェックつくものが多いなーって思ったんだよね」と先生に言われ、正直に「はい」と答えるまるさん。

すると、先生は「ママは不安だからそう思うんだろうけどね。じゃあ、この100ある項目の中で、一つもチェックが付かない子どもがいると思う?」とまるさんに聞きました。

まるさんは先生の質問に「・・え?」と困惑。

先生は「そんな子いないよ!みんな何かしら当てはまるの。そして、ここに書いてあることが当てはまるイコール発達障がいではないのよ」と力強く言いました。

「タイヤを回す子がみんな発達障がい?違うよね?ただタイヤが好き、回すことが好き、って子もたくさんいるのよ?」と、まるさんの不安を一つずつ軽くしてくれる先生の言葉。

「そして、ほら!目が合わない。笑わない。これなんてアキくんに全く当てはまらないでしょ?」とにっこり。

「でも、不安な時は、当てはまらない事には目を向けられないのよね。アキくんが発達障がいかどうかは、私は専門家じゃないから分からない。でもね、長年保育士をしてて思うのは」

「アキくんは愛情たっぷりに育っててめちゃくちゃいい子!それだけよ!」とアキくんを抱きあげて満面の笑みをまるさんに向けながら言いました。
発達障がいのチェックシートに回答してみると当てはまる項目が多く、アキくんの発達に不安を募らせるまるさん。そんなまるさんを見て児童館の先生は「一つもチェックが付かない子どもがいると思う?そんな子いないよ!そして、当てはまるイコール発達障がいではないのよ」と言いました。さらに、先生は当てはまらない項目もたくさんあることにフォーカスして話してくれ、まるさんの不安が軽くなるように話してくれ、アキくんを抱きあげながら「アキくんは愛情たっぷりに育っててめちゃくちゃいい子!それだけよ!!」と満面の笑みで力強く言ってくれました。
まるさんの不安な気持ちに寄り添いながら気持ちが軽くなるように話しをしてくれる先生の言葉に心が救われますね!
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
たしかに一つもチェックが付かない子どもはいないですよね。第三者の視点で冷静な意見を伝えて不安な気持ちを軽くしてくれる素敵な先生ですね!
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