[10]外孫優先義母|「予定ずらしなさいよ」しゃしゃり出る義母に「お前が言うな」心で呟く

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前回のお話

スミレさんは、娘のイロハちゃんよりも夫ヒジリさんの姉ミユキさんの息子ミコトくんを贔屓する同居の義母にイライラモヤモヤ。ミユキさんが連絡もなくミコトくんを連れて来ては自分ひとりで出かけて行くと、義母は大喜びでミコトくんを預かるも、実際にお世話するのは全部指示されるスミレさん。自分で孫を見ないなら安請け合いしないで欲しいと思っていると、突然実家に泊まると言い出したミユキさんに、翌日のお買い物を提案する義母。イロハちゃんには無関心なのに、ミコトくんが描いた絵で賞を取ったと聞くと「ご褒美あげなくちゃ」と張り切り、スミレさんに「車出してくれない?」と言いました。「明日は予定があって・・」と断ると、仕事帰りのヒジリさんにまで文句を言う義母。ヒジリさんが「お義兄さんに迎えに来てもらえば?」と言っても「予定変更できるか確認して!」と諦めない義母。その後、部屋でスミレさんとヒジリさんで話し合い、予定はないと言うスミレさんに、「嘘ついたの?」と聞き返すヒジリさんに、スミレさんはこれまでの不満が爆発!イロハちゃんの前でミコトくんを贔屓する義母のことを訴えると、謝るヒジリさんに、「謝るんじゃなくてなんとかしてよ!」と詰め寄るスミレさん。そして次の日。イロハちゃんがいちごを食べていると「それミコトくんのよ?」と義母が言い出しました。

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「ミコトくん!なんて優しいのかしら」いつでも外孫を褒めちぎる義母

もう我慢の限界だった私が「イロハの前でミコト君のこと贔屓する!」とヒジリに怒りをぶつけると、義母の酷い対応にヒジリが「ごめん」と謝りました。「わかった。ちゃんと断るから」と言うヒジリに「絶対に!?」何度も念押ししました。そして翌朝、いちごを食べているイロハに「それミコトくんのよ?」と詰め寄る義母、イロハは「えっ・・ごめ・・」と慌てて謝りました。

すると、「このいちごはイロハちゃんのだよ。昨日約束したでしょ?一緒に食べようって。でも僕先に食べちゃったから」とミコトくんが言うと、「んまぁーーミコトくん!なんて優しいのかしら」と義母が絶賛!

そして、「イロハちゃん、ちゃんとお礼言って」と迫り、イロハはビックリ。
「ミコトくんがこんなにいい子に育って~。嬉しいわおばあちゃん」と満足そうな笑みを浮かべる義母に、「ム・カ・ツ・ク!!」と怒りがこみ上げる私。

すると、「あの・・スミレさん。今日予定あるって聞いていたんですけど、イロハちゃんも一緒にお出かけすることってできますか?」ミコトくんにそう言われ、「え?どうして?」と思わず聞き返す私。

それを聞いたイロハが横から「約束してたの。今度遊びに来たらって」と言うのを聞き、「え?そうなの?でも、今日は・・」と動揺する私に、「ダメですか?」とたずねるミコトくん。

すると、「ほら~。子ども達がお願いしてるんだから予定をずらしなさいよ~」義母の言葉を聞いて、「お前が言うなー!!」と腹立たしい気持ちでいっぱいになったものの、「・・わかりました」と静かに答えました。

いちごを食べていたイロハちゃんを責める義母に、「このいちごはイロハちゃんのだよ」と言い切るミコトくん。昨日一緒に食べようと約束していたことをちゃんと覚えていたのでした。すると、またしてもイロハちゃんには冷たいくせに、ミコトくんを絶賛する義母。思わず「ム・カ・ツ・ク」と怒りがこみ上げました。その後、ミコトくんからイロハちゃんとお出かけしたいとの話があり、予定があると断っていたスミレさんに、「ほら~子ども達がお願いしてるんだからずらしなさいよ~」と義母までもが言い出すようになり、腹立たしく思いながらも予定を変更することにしたスミレさん、いちいちいらない事ばかり言う義母に怒りながらも冷静に対応するスミレさん、尊敬します!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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