[17]嫁いびり義母|毎日忙しくて体調も悪そうな義父は家族をちゃんと見ていてくれた。嫁をいびる妻をきっちり成敗

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前回のお話

同居の義母になにかと辛く当たられているミナさんは、義母に、家事をする代わりにと10万円を払っているにもかかわらず、腰が痛い、体調不良と理由をつけて徐々に家事全般をミナさんに押し付けます。夫伸介さんはそのことに全く気付かず、むしろ楽させてもらっていることに感謝しろと言う始末。週末のある日、楽しみにしていた映画を伸介さんにドタキャンされ、ひとりで観に行こうと思っていると、家事や運転手役を義母に言いつけられてしまいます。義母の友人宅へ送って行った時、友人の娘ユウカさんのことを、「伸介と結婚してくれたらいいのに」「自分の娘のようにかわいがっている」と言いたい放題の義母。疲れ切ったミナさんは、帰宅後、ユウカさんのことを考えているうちにうっかり寝落ち。夜9時過ぎに伸介さんに起こされ、慌ててキッチンへ行くと、「あなたの夕飯は無いわよ」「ユウカちゃんみたいにスレンダーになりないと思わないの?」と言う義母に冷たい言葉をかけられ、落ち込むミナさんに、「ユウカになんか告げ口した?」と言う伸介さん。ミナさんがユウカさんとの関係を聞くと、「母親同士が仲いいだけの幼馴染だよ」と即答したにもかかわらず不安が払しょくできません。その後、身に行けなかった映画の限定ボックスが欲しくて、義母からお金をもらおうとするも言い出せず。そんな時姉マナさんから連絡があり、週末実家に帰ることにしたのでした。

1話目から読む

「くだらないこと言うんじゃない」義父からの助け

数か月経ったある日のこと。伸介と一緒に見に行くはずだった映画の話をして、「限定BOXを買いたいの」と言うと、「母さんに直接言えよ」と言うだけで何も協力してくれません。義母に直接言おうとしても、「私のお金ってなに?」と突っかかって来て話にならず、呆然としているとところに、姉マナさんから連絡があって週末実家に行くことに。了解を得ようと伸介に話すも、横から「家事は済ませて行きなさいね」と義母が口を出し、「週末はミナの担当」と、負担は減らないままでした。

「それにしても、最近のお嫁さんは恵まれているわぁ~。昔は嫁いだその年に一人で実家に帰るなんて考えられなかったわよ」平然とそう言う義母に言葉を失い無言になる私。

すると、「それは、お前が自分の母親と中がわるかったからだろ?」と義父が言い、「あらやだ、あなた帰ってたの」とたずねるも、「平日だって遊んでばかりで・・」と答えました。

義父の帰宅に気づいた私は、「お義父さん、お帰りなさい。すぐにお味噌汁温めますね」そう言って立ち上がると、「ミナさんありがとう。ミナさんがせっかく同居してくれてるんだ。くだらないことを言うんじゃない」と義母をたしなめました。

「くだらないなんて失礼しちゃうわ。私は別に・・ねぇミナさん」義母が私に話しかけ、「はい・・」とひとまず静かに答えると、「伸介、お前も週末になるたびに遊びほうけて。もう少し家庭を持った自覚をもちなさい」と義父が静かに言いました。

「はいはいー」とふいてくさて文句を言う伸介。その後、「ミナさん、お姉さんによろしくお伝えください」と義父に言われ、「ありがとうございます」ミナは手稲ににお礼の言葉を伝えました。

そして、「ミナさん申し訳ないがまだ仕事があるんだ」義父にそう言われて、「お部屋にお持ちしますね」と言うと、「ありがとう。最近食欲があまりなくてみそ知るだけいいかな・・」と義父に言われ、「わかりました」と言いながら、「最近、特に忙しそう・・」と心の中で呟きました。

週末実家に帰ると話した途端、ミナさんを否定する義母。すると帰って来た義父が聞きつけ義母を注意。伸介さんにも注意した後、食欲がなく、部屋で味噌汁だけ飲むと話す義父を、「最近、特に忙しそう・・」と心の中で呟くミナさん、義母にしっかり注意してくれた義父の体調が心配ですが、義父の言葉がちゃんと響いていることを願うばかりです。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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