[3]外孫優先義母|「あからさますぎでしょ」外孫だけをてんこ盛りのから揚げでもてなす義母にうんざり

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前回のお話

スミレさんは夫ヒジリさん、娘イロハちゃんと一緒に義母の家で同居しています。いつものように義姉ミユキさんが息子ミコトくんを連れてやってくると、「ミコトをよろしくね」とすぐにひとりで出かけてしまいました。義母は嬉しそうに2人を出迎えますが、ミコトくんのおやつや食事の準備は全てスミレさんに指示するだけ。実際に忙しく働くのはいつもスミレさんです。連絡もなく突然来ることも、イロハちゃんのお菓子を平然と「ミコトくんにあげて」と義母が言ったり、出かけるスミレさんに当然のように「早く帰ってきてね、ミコトくんお腹空くから」と全て丸投げされることも、スミレさんにとってはストレスでしかありません。「あー同居解消したい!」と思わず呟くスミレさんに、ミコトくんが食べたいからとから揚げとフルーツを注文する義母。自分で面倒見れないなら安請け合いしないで欲しいと思ったスミレさんが、できあいのから揚げを買って来たのを見て義母がビックリしました。

1話目から読む

「手作りのほうが愛情あるじゃないの~」買いに行こうともしない義母が言う?

勝手に義姉からミコトくんを預かっておいて、いろんな準備はすべて私。出かけた先で「ミコトくんがから揚げ食べたいって。後フルーツもね」とパシリ扱いされて「自分で面倒見れないなら安請け合いしないで欲しいわ」と不満タラタラで、から揚げを買って帰ると、「え?できあいのから揚げ買ってきたの?」と不満そうな義母に、

「あっダメでした?お腹すいてるから、すぐ食べられる方がいいと思って」と言うと、「手作りのほうが愛情あるじゃないの~」と言った後、「ミコトくんごめんね」と謝る義母にイラッ!
すると、「僕、ここのお店のから揚げ好きです」とミコトくんが笑顔で言ってくれたのです!

それを聞いた義母が、「もう、ミコトくん気を使わなくていいのよ~」と言った後、「じゃ、夕飯の準備してくれる?」と私に言ったのを聞いて、「イロハ、先にお風呂入ってきて~」とイロハに声を掛けた後、「あ、洗濯機回してから準備しますね」と言うと、

「もう、ミコトくんがお腹をすかせているのに!仕方がない人ね」と文句を言う義母は、「ミコトくん、このイチゴはイロハちゃんがお部屋に戻ってから、ばぁばと食べましょうね~」と話している声は、「全部聞こえてるし」とまたしてもイライラが止まりませんでした。

「なんなのよ、本当に」とついつい出る愚痴。「そりゃ、自分の娘の子どもの方がかわいいのはわかるよ?私、他人だもん。でもさ・・自分の孫に対してあからさまな感じにしなくてもよくない?」と義母に対して不満しか出て来ませんでした。

そして夕飯が出来上がると、
「さぁさぁ、夕飯いただきましょ。好きなだけ食べていいからね!」と言う義母。
買ってきたから揚げは、ミコトくんの前にドーン!と置かれていて、イロハの前には一つもなし。
「あからさますぎでしょ・・」とこみ上げる怒りをどうにもできそうにありませんでした。

できあいのから揚げで「手作りのほうが愛情あるじゃないの~」と言う義母。っていうか、自分で手作りもせず良く言えますね。ミコトくんが謙虚で可愛いからまだいいものの、抜けがけしてイチゴをあげようとしたり、山盛りのから揚げをミコトくんの前だけに置いたりと、いちいち差をつけようとする義母に、スミレさんがイライラが止まらないのも納得ですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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