[23]言葉の端々に優越感を滲ませながら一方的に話してくる執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

児童館で出会ったゆかちゃんママになぜか気に入られ、合わないと感じながらも拒否できず友達になったまるさんでしたが、まるさんに執着しストーカーのような行動をするゆかちゃんママが怖くなり児童館に行くのをやめていました。そんなある日、児童館で仲良くしていたマキちゃんママに偶然会い「私がフォローするから」と児童館に誘われたまるさんは久しぶりに児童館を訪れました。ゆかちゃんママはまるさんの息子アキくんがお昼寝をしないと聞いただけで発達に問題があるような発言を繰り返し、まるさんは心を乱されます。そんな時、児童館の先生が上手くゆかちゃんママを引き離してくれたのですが、ゆかちゃんママはすぐにまた寄ってきて「幼児教室ってどこか通ってますか?」と空気を読まず話しかけてきました。

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執着ママにロックオンされた話

まるさんは話したくないのに、空気を読まず話しかけてくるゆかちゃんママ。

幼児教室に通っているか聞かれたまるさんが「通ってませんけど?」と答えると、「そうなんですね!」と嬉しそうな反応をするゆかちゃんママ。まるさんが「まだ何か言ってくんのか?」と内心うんざりしていると、

「うちのゆかは、八川式と、子ども甲子園に通ってるんですけど・・」と得意気に話し始めたゆかちゃんママ。

興味のないまるさんは「そうですか」と返しながら、内心は「何?一緒に通おうとか言わんでくれよ?」と身構えていました。

すると、ゆかちゃんママは「でもアキくんには、タイヤキッズの幼児教室が合いますよ!!」と笑顔で別の幼児教室を薦めてきました。ゆかちゃんママの「でも」という言葉に「でもって何?」と引っかかりを感じるまるさん。

ゆかちゃんママは「あそこは運動メインで座ってする学習は少ないから、『じっとしていられない』アキくんでもー」と一方的にペラペラと話し続けます。

アキくんはじっとしていられないと決めつけて話してくるゆかちゃんママに「なん、こいつ」とカチンときたまるさんが「ちょっと・・」と言い返そうとすると、横で2人の会話を聞いていたマキちゃんママがすっと間に入り、

「そういうのは人からすすめられるんじゃなくって、親が必要って思った時に、動いたらいいんじゃないかなぁ?」と笑顔の中に怒りをたたえながらマキちゃんママが反論してくれ、まるさんはフォローしてくれたマキちゃんママに感謝しました。

無神経な発言をするゆかちゃんママから離れたいまるさんに対し、全く空気を読まずぐいぐい話しかけてくるゆかちゃんママ。親切を装ってまるさんに幼児教室をすすめるゆかちゃんママですが、言葉の端々に自分の娘とアキくんは違うという優越感のようなものが滲み出ていました。カチンときたまるさんが言い返そうとすると、すかさずマキちゃんママが上手くフォローしてくれました。
ゆかちゃんママは良かれと思って話しているのかもしれませんが、ところどころに引っかかりを感じずにはいられませんね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
感情的になりそうなまるさんをマキちゃんママがうまくフォローしてくれましたね!

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