[32]夫のお金は義母管理|「ベビー用品はこちらで準備する」納得できない義母の通達

アイコンイメージ
前回のお話

楽しかった遊園地旅行の代金の精算で「今回は8万円をお返しするわ」と義母に言われアヤカさんはキョトン。「今回はこの金額しか渡せない。」と義母が言うと、「僕の給与は今まで通り母さんにお願いするよ」と言い出し怒ったアヤカさんは、「残りの4万円はコウタさんのお小遣いからから出してもらいます」と告げたところ、「勝手なことをするからでしょ」と一喝。すると「今度からは事前に相談するし、お金の管理も任せるから払ってあげてよ~」と呑気なコウタさんの言葉にアヤカさんは絶句しました。

1話目から読む

「私の目の黒いうちは好き勝手させない!」敵意むき出しの義母

夫と折半した旅行代金12万円のうち、8万円しか払わないと言い出した義母に、「僕の給与は今まで通り母さんにお願いするよ」と言い出すコウタさん。その言葉を聞いたアヤカさんはビックリ!「そういうことなら、お義母さんからはこの金額を、残りの4万円はコウタさんのお小遣いから出してもらいます」ハッキリと伝えると、「あなたがお金の管理をしている私に相談すれば丸くおさまった。勝手なことをするからでしょ?」と言う義母に、「母さんに相談しないでごめん。今度からはちゃんとするから今回は払ってあげてよ~」とまとめようとするコウタさんに「仕方ないわねぇ、今回だけよ」と言う義母。2人のやりとりを聞いて、アヤカさんはますます怒りがこみ上げてきました。

すると、「今後、こういったことがあったら支払いませんからね!」義母が見すかしたように言いました。

「今回は、コウタに免じてすべて支払いをしてあげました。アヤカさんも何か言いたいことがあるかもしれないけど・・私の目が黒いうちは好き勝手させるわけにはいかない!!」
心の中で覚悟を固める義母は、

「そうそう。ベビー用品はこちらで準備して送るわね。折半してアヤカさんに封筒も渡すから」突然の義母の言葉に「え?」と驚くアヤカさん。夫婦の初めての子のベビー用品を全て義母が決めて準備すると言うのですから驚くのも当然です。

「だってそうでしょう?今回みたいに2人で決めたら何を選ぶのかわからないし、」

「折半と言っても、こちらは支払いしませんよ?」義母がビシッとそう言い渡すと、「僕たちだと分からない事もあるし、仕事も忙しいから助かるよ~」アヤカさんの気持ちが微塵もわかっていないコウタさんが相変わらずのんびりと言いました。

「コウタは、私の意見に賛成してくれました。アヤカさんは何か言いたげでしたが、好き勝手されたらたまったもんじゃありません。アヤカさんもこれで懲りたでしょう・・」
義母は心の中で満足そうに呟きました。

アヤカさんが「残りの4万円はコウタのお小遣いから出してもらいます」と言ったことに対して、「あなたが勝手なことをするからでしょ」と言う義母。コウタさんはさっさとお金の管理はこれまで通り義母にしてもらうといい、アヤカさんはイライラ。「今後、こういったことがあったら支払いませんからね!」そう言った義母は、「私の目が黒いうちは好き勝手させるわけにはいかない!」と憤った後、「ベビー用品はこちらで準備して送るわね。折半してアヤカさんに封筒も渡すから」と言い、突然のことにアヤカさんはビックリ。あっさり納得するコウタさんとは裏腹に、アヤカさんは無言。義母は、「アヤカさんもこれで懲りたでしょう・・」と鼻息を荒くするのでした。

ベビー用品まで勝手に決めてお金を折半するだなんて、義母が考えていることは到底理解できませんね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

この記事をSHAREする