[2]二股クズ弟|弟不在の部屋に入ってきた派手でガサツで若い女性が姉に敵意むき出しのところへ弟が帰宅。

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前回のお話

弟ハルキさんを溺愛する過保護な母親に頼まれて、手編みのブランケットと作り置きのおかずを届けにハルキさんが一人暮らししているマンションに合鍵で入ったカホさん。散らかり放題の弟の部屋に引いて立ち尽くしていると、インターホンが鳴りました。

弟の部屋にいたら入ってきた敵意むき出しの若い女性

お母さんに頼まれて仕方なくハルキの部屋で届け物をすることに。面倒くさかったけど過保護なお母さんの頼みだし、と手編みのブランケットを預かって部屋へ向かうとハルキは不在。母から預かった合鍵で中へ入ると、「うわっ散らかってるなぁ・・」と足の踏み場もない部屋で思わず呟くと突然インターホンが!

「え?誰?ハルキ?」と思っていると、「ハルキ~?帰ってるぅ~?」と女性の声がしました。しまった、鍵締めてなかった!と思っているうちに声の主が目の前にあらわれてバッタリ!

勝手にハルキの部屋に入ってきた女の子は私の周りをまわりながらじろじろと見てきて、「え?誰??」と指をさしながら言われ、思わず「え?誰って・・」と答えると、

今度は「え?何これ?」と持ってきた荷物を見たかと思うと、ガサガサと中をあさり、「やだ、これ手編み?キモっ!」そう言ってドン引き。その姿を見て私も引いてしまいました。

さらに、「手料理とかも、ちょっとしんどっ。こわっ」そう言うと、「こんなの貰ってもハルキ使わないし食べないよ?持って帰りなよ?」とそう言われ、「ちょっと・・なにすんのよ!」とお母さんがせっかく作ったのに!と思いながら思わず大きな声が!

すると、「は~疲れた・・・って、え?」と、帰ってきたハルキは揉め合う私たちを見て「うわっ・・どうして(汗)」と焦って言いました。無理もないよね、自分の家に帰ったら姉と女性が袋を奪い合って揉めているのだから。そんなハルキに「どうしてって・・」こっちも訳がわからず呟いたのでした。

お母さんに頼まれて仕方なくハルキさんの部屋に荷物を届けに来たカホさん。ハルキさんが不在だったため合鍵で部屋に入ると、少しして突然インターホンが!驚いていると、「ハルキ~?」そう言いながら勝手に入ってくる女性とバッタリ!カホさんをじろじろ見た後、持って来た荷物の中身を見て、「手編みも手料理もハルキ使わないし食べないよ?持って帰りなよ?」と言われ、せっかくお母さんが作ったのに!と反論しようとした所に、疲れ切った様子のハルキさんが帰宅。「うわっどうして・・」と驚くハルキさんに「どうしてって・・」と思わず言い返してしまいました。

相手のことを全く知らない女性が2人で言い争っていたら・・疲れたハルキさんが驚くのも当然ですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

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