[5]妻の話も相談も全く耳に入らない理由は「俺はできたから」オレ理論がしんどい|ママ広場マンガ

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前回のお話

兄ヒロキくんと妹カナデちゃんに、中学生になったら部屋にテレビをつけてあげる、と言い出した夫ショウヘイさん。「成績が悪くなったらどうするのよ!」と一人大反対の妻キコさんに、「次のテストで証明すれば?」と自信満々に言い出したショウヘイさん。でも、返された二人の答案用紙を見て、あまりの酷い点数に愕然としました。

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オレ理論がしんどい[5]口を出すなと言ったのに

二人のテストの結果を見て愕然としたキコさんとショウヘイさん、「なんでここまで酷い点数なんだよ?てか二人とも普通やる気になるだろ?」「何やってんの?」「・・・」と二人して言葉を失いました。

「オレならこの状況絶対頑張るけど?キコも、こんな点数なのにほっといたの?」と言い出すショウヘイに「だ、だって口出すなって・・」と口を開くと、「いやいやいや、口出さないにも程があるだろ!あいつらがこんなにできないとは思ってなかった・・」とため息をつきながら言いました。

「部屋じゃ勉強に集中できないし、個別の塾の相談もしたじゃない!」キコさんがそう言い返すと、「そんなのいらないだろ」と即答するショウヘイに、「自分じゃ教えないのにどうしてそんなこと言うの!?」キコさんがそう言うと、「それにしたって・・オレこんな点数取らなかったけど!?」反論するショウヘイ。

「毎回毎回話してたじゃない!私も教えるの下手だし、ヒロキもあまり理解できないって・・何かこの子達にあった方法がないか探したいって!」これまで何度もショウヘイに相談しながらうやむやになっていたことを、この場でハッキリ伝えると、「それは聞いてたけどさ~。でもオレの時はできたから!」とまた「オレ」の話。

「『オレはできたから』なに?ショウヘイはできても子ども達はできてないでしょ?」無表情のままそう言うと、「・・いや、普通できるって」ショウヘイは、無言の圧を感じたのか、いつもの「オレ」理論を少しだけ抑えて言いました。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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