前回の話
これはまるさんが小学2年生だった数十年前のお話です。先生の間違いを指摘した日から、左利きのまるさんに右手で書くことを強要するなど先生から理不尽な嫌がらせをされるようになったまるさん。授業中にまるさんが挙手しても絶対に当ててくれない先生ですが、まるさんが苦手な算数の時は挙手していないのにまるさんを指名し、問題が解けないと「プリント5枚やってから帰ること」とペナルティを与えました。
私をいじめたのはまさかの担任でした。[8]
手を挙げていないのに当てられ問題が解けなかったまるさんは、先生から「こんなのもすぐ解けないまるさんは、放課後プリント5枚やってから帰ること」と言われました。
そして、「みんなもちゃんと授業聞いていないと・・・まるさんみたいなコトになっちゃいますからねー」とまるさんを笑いものにした先生。
傷つき俯くまるさんに、先生はさらに「バカのくせに一丁前に髪なんか伸ばして・・・」とみんなには聞こえないようにボソッと呟いたのです。
信じられない先生の発言に「え!?」と耳を疑うまるさんですが、先生は何事もなかったかのように「はい、35ページ開いてー」と笑顔で授業に戻りました。
あまりのショックで黒板の前で呆然と立ち尽くしていたまるさん。そんなまるさんを見て先生は、
「ボーッとしない!!早く席に戻りなさい!」とまるさんを叱りました。
呆然としたままとぼとぼと自分の席に戻ったまるさん。
先生の言動を思い返しながら「先生・・・私のこと・・・嫌いだよね?」と確信したまるさんでした。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
理由もわからず先生からこんな酷い仕打ちをされていた小2のまるさん、どれほど辛かったことでしょうか。