前回の話
彼氏隆明さんにプロポーズされ婚約したことを報告するために実家に帰って来たカオリさんは、高校時代の先輩でもある義姉のみずほさんに久しぶりに会い、あまりにやつれた姿にビックリ!ある朝みずほさんとお母さんが揉めているのを見つけ、お母さんを問いただしたものの「何でもない」あしらわれてしまいモヤモヤ。その後も「家中を全部掃除しないと叱られる」とフラフラした状態で娘つむちゃんをおんぶしているみずほさんを見て、なんとか止めたいと兄憲一さんのところに行くも「俺は畑もあるし、家事はみずほの担当」だと全くなんとかしよう!という気持ちが全くない憲一さんを見て、「このままじゃダメだ!」と思ったカオリさんは、「お母さん、さっきのどういうこと!?」お母さんに直接聞いてみることにしたのでした。
実母が嫁いびり義母になっていた[13]産後すぐの嫁にすること?
「さっきのって?」と落ち着いてお茶を飲んでいるお母さん、「朝から先輩のこと、怒鳴ってたじゃん。まさか・・嫁いびり?」カオリさんはストレートに聞きました。
「・・何言ってるの。ちょっと注意しただけじゃないの」とあくまで注意だと言い張るお母さんに、「それって・・赤ちゃん抱えたお母さんにすることなの?」カオリさんが冷静にたずねます。
すると、「おおげさねぇ・・お母さんなんか、生まれたばかりのあなたをおぶって、朝の暗いうちから家事を終わらせて畑仕事までしてたわよ・・?」平然と答えるお母さんに、「でも・・」カオリさんはモヤモヤした思いを抱えたままでした。
「あの子、バレーボールをずっとやってた割には全然体力ないのよね~」と言うお母さん。
さらに「女の子じゃなくて、さっさと跡取りも産んでもらわなきゃいけないのに・・」と言ってため息をつきました。
そして「ほんっと、がっかりだわ・・」みずほさんに対しての強い悪意をお母さんに感じたカオリさんは、顔から血の気が引くのを感じました。
ママ広場マンガ「実母が嫁いびり義母になっていた」は毎日更新します。おたのしみに!
----------------
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi