前回の話
実家に帰った際にお母さんから小学2年生のときの同級生さなかちゃんが詐欺で逮捕されたと聞き、当時のことを思い返すまるさん。放置子で迷惑行為が多かったさなかちゃんですが、習字教室をやっている世話好きの鼻山さんに出会い少し素直になったそうです。でもそれも6年生までだったとお母さんは話します。
母が私の友達に冷たい[91]
さなかちゃんが良い方向にいっていたのは6年生までだったと聞き、嫌な予感がしたまるさん。
「え?どゆこと?」と聞くと「鼻山さんの教室は小学生までやろ?」とお母さんに言われ「あ、そっか」と納得。
お母さんは続けます。「中学生になっても変わらずお手伝いにおいでって鼻山さんは言ったんやけど・・・」
「さなかちゃんも中学生になったら部活があるからな」と話すお母さん。まるさんが当時住んでいた地域の中学校は、全校生徒が部活動に加入するルールでした。
「そっか!毎日部活あるし習字行かれへんわなぁー!」とまるさんも納得。平日も土曜日も部活動があり、さなかちゃんは習字教室に行く時間がなかったのです。
「だから放課後いつもいた公園にもいなくなって。お母さんもさなかちゃんに全然会わなくなったんや」と、引っ越してからもさなかちゃんを気にかけ様子を見に行っていたお母さんもさなかちゃんが中学生になってからは見かけなくなったそう。
しかしある日、鼻山さんのところに中学生になったさなかちゃんが訪ねてきました。
久しぶりに鼻山さんのところを訪ねたさなかちゃんは、予想外なことを言いました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
さなかちゃんに良い影響を与えていた鼻山さんとの関り。それが中学生になってから無くなってしまったのですね。