前回の話
誕生日当日、元彼女ジュリ実さんから過呼吸になったと連絡を受け、妻や娘への裏切りになるかもしれないと思いつつ心配で元彼女のところへ行こうとしたろみ緒さん。結局ジュリ実さんのところへは行かず真っすぐ家に帰ったろみ緒さんでしたが、妻のめいさんには言えないことがありました。ジュリ実さんを心配して電話をかけたろみ緒さんは「ろみ君に連絡したら落ち着いたから大丈夫」と言われ、突然「今のろみ君は私の事どう思ってる?」と聞かれました。
妻は2番目に好きな人[16]
「どうって・・・俺は・・・」と、返答に困るろみ緒さん。
「そんな事今聞かないで欲しい・・・だって俺はジュリ実と別れてから」と、ジュリ実さんと別れた時のことを思い返すろみ緒さん。
「何度月に向かって作詞作曲したか・・・」ジュリ実さんの両親に結婚を反対されて別れた後、ベランダでジュリ実さんへの想いを泣きながら歌にしては住民から「うるせぇぞボケナス!!」と苦情を入れられていたろみ緒さん。
返事ができずにいるろみ緒さんに「ごめんね。困らせてる?」と謝るジュリ実さん。ろみ緒さんは「いや・・・あの」と言葉に詰まりながら、
「その・・・大切な思い出だから、えっと」と必死に言葉を探します。すると「今日、満月だね」と突然話を逸らしたジュリ実さん。
「あっ本当だ」と返すろみ緒さんに、ジュリ実さんは「・・・ねぇろみ君、1つお願いがあるの・・・」と切り出しました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
ジュリ実さん、「1つ聞いていい?」の次は「1つお願いがあるの」ですか。ジュリ実さんのお願い、嫌な予感がします。