自分だけが左遷され恨みを募らせる女は派遣社員を使って男に罪を着せようとしていた。外面が良い夫の本性は不倫男だった【３４６】｜岡田ももえと申します

2024-11-29

岡田ももえ

前回の話
良し男さんを陥れようと画策したものの虚偽証言がバレて異動になった後輩女性ふり子さんは、罪を認めず自分は被害者だと言い張ります。ある日、良し男さんのデスクに紙袋に入れられた破壊されたパソコンが置いてあり、課長が確認したところふり子さんのパソコンだと判明。部長がオフィスの監視カメラを確認すると、紙袋を置いたのはふり子さんではない別の女性社員でした。

外面がいい夫の本性について～外面の良い夫が不倫してました～【３４６】

部長が監視カメラに映っていた女性社員に聞き取りをしたところ、「えっ袋ですか？他部署の方に頼まれました。誰かは・・・」

「分かりません。私は派遣社員で、最近仕事を始めたばかりで・・・相手の方マスクしてましたし」と答えたそう。

部長は、頼んできた女性が誰なのかはわからないものの「服装は覚えていたようです」と、紙袋を置いた女性社員に確認した内容を課長に伝えました。

部長は「休憩室で渡されたようですので、その周辺の監視カメラを今から確認します」と派遣社員の女性に紙袋を渡した人物を調べると話します。

オフィスではふり子さんが「私だけ左遷なんて許さない」と良し男さんへの筋違いな恨みを募らせていました。

その時、ふり子さんに部長から「パソコンの件でお話があります」とメールが届きました。