「負い目に感じてほしくない」かつて同じ境遇だった彼親の言葉に涙。奨学金は借金[10-2]|ママ広場マンガ

前回の話
とうとう彼ヨウスケさんの家に行くことになったまひろさん、「・・怖い・・また反対されたらどうしよう」と以前の記憶から怯えていました。「入って入って!」と明るく出迎えてくれるヨウスケさんと、ご両親に挨拶した後、「奨学金を借りて大学に行ったんだっけ?」とお父さんにたずねられ「・・はい」覚悟しながら返事をしたまひろさん、でも「そうかそうか・・がんばってたんだね」お父さんの言葉は、とても意外なものでした。

奨学金は借金[10-2]奨学金を借りたから今がある


奨学金で大学に通ったと答え、以前の記憶から動揺していたまひろさん、でも「そうかそうか・・がんばってたんだね。実は私も同じだったんだよ」お父さんの言葉に驚きました。すると、「奨学金を借りて大学を出ての今!あの時は母さんにも迷惑かけたよなぁ」「あら、私はあなたがいるだけでよかったもの。うふふ」昔のことを思い出しながら楽しそうに話すお父さんとお母さん。

そして「ヨウスケから聞いたよ。奨学金を借りているから付き合えない・・って」「あ・・」驚くまひろさんに、「確かにそう思っても仕方ないかもしれないけど・・」お父さんが言葉を続けます。

「そう思わない人間もいるんだ。あの時がんばったから、ヨウスケの学費を支払うことができている自分がいる。だから、まひろさんはそれを負い目に感じてほしくない」お父さんの心のこもった言葉に、まひろさんの目から涙が溢れました。

----------------
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事