前回の話
さなかちゃんから返してもらったマンガに落書きを見つけたまるさんは、翌日学校でさなかちゃんに抗議。しかし自分ではないと言って「私の前に誰かに貸した後に中身の確認した?」と指摘したり「証拠もないのに疑うとかヒドイね」とまるさんを責めたりするさなかちゃん。そして保育園児の弟がやったのかもと言い出し「強く叱っとく」と言ってまるさんの同情を誘い「いいよ。弟にそんなことしなくて!」と言うしかないまるさんでした。
母が私の友達に冷たい[64]
あくまで「弟のせい」だというさなかちゃん。
「まるちゃん、「弟」を許してくれてありがとー!」と言ってマンガへの落書きのことはすっかり許してもらったつもりのさなかちゃん。しかし、まるさんは「うん。でも」
「弁償して、コレ」と毅然とした態度でさなかちゃんに言いました。
驚くさなかちゃん。「・・・え?さっき、いいよって言ったよね?」と顔を引きつらせて聞き返したさなかちゃんに「弟には怒らなくていいよって言っただけ!」と答えるまるさん。
「私はさなかちゃんに貸したの!弟に落書きされる所に置いといたのはさなかちゃんやろ」と言いました。
「それってさなかちゃんが悪いと思う。だから弁償して」ときっぱり言ったまるさん。
「弁償してくれないって言うなら、お母さんに言う」まるさんがそう言うと、さなかちゃんの表情が強張りました。
そして「分かったっ!弁償するよ!」と焦った様子で弁償を承諾したのでした。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
まるさん、しっかりと自分の口で気持ちを伝えられましたね!弁償すると言ったさなかちゃんですが、本当に弁償してくれるのかちょっと心配です。