どっちを信じる？当事者をよそに噂話に花が咲く。外面が良い夫の本性は不倫男だった【３１２】｜岡田ももえと申します

2024-11-02

岡田ももえ

前回の話
良し男さんからもらったというピアスに「大～好き」と書かれたメモが添えられていたと話すふり子さん、全く覚えのない良し男さんは動揺しつつ必死に思い出そうとして、ピアスを贈る時に「俺、あそこのコーヒー大～好き」と書いたことを思い出しました。「もしかして・・切り取った！？」と愕然としていると、他にも証拠があると言うふり子さんは「私にピアスをプレゼントした時のトーク履歴を見せていただけますか？」と言いました。

外面がいい夫の本性について～外面の良い夫が不倫してました～【３１２】

ふり子さんが良し男さんにトーク履歴を見せてと話している頃、オフィスでは「外面さんがふり子さんにセクハラしてるって噂知ってる？」「知らないっす」サワさんと村上さんが話していました。

「けど私ねぇ、マキさんに聞いたのよ。『ふり子さんが外面さんを嵌めようとしてる』って。村上くんどっち信じる～？」サワさんが村上さんに言いました。

「俺は・・２７日の飲み会で、ふり子さんがピアスをつけていて・・」村上さんが続けます。

「嫌な相手からのプレゼントをわざわざつけてくる意図がわかりません。外面さんを信じるっす！！！」と言いました。

そして面談の場では、「これ・・飲み会の時僕も見たなぁ」部長がそう言うと「私・・」ふり子さんが切り出しました。

「前からお気に入りのピアスがあって・・あっ、これだ」そう言いながらスマホの写真を差し出しました。

「少し似てるので見間違いだと思います・・」ふり子さんはそう言った後で「外面さん、トーク見つかりましたか・・？」外面さんにトーク履歴の提示を求めました。