前回の話
まるさんの家に遊びに来たお友達ヨーちゃんにけいこちゃん、そしてさなかちゃんは、お母さんが用意してくれたアイスクリームにお菓子をのせて食べることに。3人でワイワイ話しながらお菓子を選んでいると、お皿にあったはずのクッキーが空っぽに!こっそりポケットにクッキーを隠していたさなかちゃんは「ごめーん!お腹すいて食べちゃった」と嘘をつき、台所にいるまるさんのお母さんにおかわりをもらいに行きました。でも台所にお母さんの姿はなく、さなかちゃんは冷蔵庫に近寄ると扉を開けたのでした。
母が私の友達に冷たい[48]
勝手に冷蔵庫を開けるさなかちゃん。
すると「さなかちゃん!!」大きな声で呼ばれ、さなかちゃんはびくっとしました。
「勝手に冷蔵庫あけたらアカン!!」トイレに行っていたお母さんが言いました。
「ちがうっ!『クッキーもらってきて』ってまるちゃんに言われたけど、おばちゃん台所にいなくて。探してただけやもん!」さなかちゃんが言い訳します。
「そうやったんか。ごめんね」「うん」さなかちゃんの言葉を聞いてすぐに謝るお母さん。
「けどな?人の家の冷蔵庫を勝手に開けるのはいけないことなんやで。あとな、その・・」さなかちゃんを注意しながらお母さんの視線が動きます。
「右手に持ってるんはクッキーじゃないやん?」お母さんに指摘された通り、さなかちゃんの右手にはクッキーではなくジュースが!!
「ジュースが欲しいなら言いなさい。何も言わずに取るのは『泥棒』と一緒やで」お母さんはさなかちゃんに真っ当な話をしました。
-------------------------------
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
「人の家の冷蔵庫を勝手に開けたらアカン!!」お母さんの教えは、わかりやすく、そして正しい!さなかちゃんに届きますように。